オブジェクト指向プログラミング

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 オブジェクト指向プログラミング
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 早勢 欣和

到達目標

オブジェクト指向の基本概念とUMLによる分析を理解することを目標とする.
1. オブジェクト指向の基本概念を理解する.
2. オブジェクト指向開発のためのUML図を理解する.
3. UMLによるオブジェクト指向分析について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1オブジェクト指向の基本概念を正しく理解し説明できる.オブジェクト指向の基本概念を理解し説明できる.オブジェクト指向の基本概念を理解できない.
評価項目2オブジェクト指向開発用のUML図を正しく理解し描画できる.オブジェクト指向開発用のUML図を理解し描画できる.オブジェクト指向開発のためのUML図を理解できない.
評価項目3UMLを用いたオブジェクト指向分析を正しく理解し説明できる.UMLを用いたオブジェクト指向分析を理解し説明できる.UMLを用いたオブジェクト指向分析について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー B-3 説明 閉じる
JABEE B3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的なオブジェクト指向の概要を講義する.
UMLによるオブジェクト指向解析に関する演習を行う.
授業の進め方・方法:
座学と演習および課題を用いて講義を進める.
授業外事前学習: 講義内容を予習しておく.
授業外事後学習: 講義内容を復習し,関連する課題に取り組む.
注意点:
JABEEの評価基準に達するためには,60点以上が必要である.
学修単位のため, 60時間相当の授業外学習が必要である.
講義の復習および予習を行ってから受講すること.
課題は成果物として評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ソフトウェアエンジニアリングの基礎 ソフトウェア開発工程の基本知識を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
2週 オブジェクト指向設計入門 オブジェクト指向設計の基本知識を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
3週 クラスの基礎 クラスの基本知識を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
4週 継承, 抽象クラス
継承と抽象クラスについて説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
5週 オブジェクト指向分析入門
オブジェクト指向分析の基礎知識を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
6週 カプセル化、情報隠蔽、ユニットテスト
カプセル化、情報隠蔽、ユニットテストについて説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
7週 チームプロジェクトの作成
小さなチームプロジェクトを提案できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
8週 デザインパターン入門
オブジェクト指向のデザインパターンの基本知識を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
4thQ
9週 要求分析
UML: ユースケース図
要件分析のためのユースケース図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
10週 要求分析
UML: クラス図
要件分析のためのクラス図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
11週 要求分析
UML: シーケンス図
要件分析のためのシーケンス図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
12週 機能モデル
UML: アクティビティ図
機能モデルのためのアクティビティ図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
13週 静的モデル
UML: 配置図
静的モデルのための配置図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
14週 動的モデル
UML: コミュニケーション図
動的モデルのためのコミュニケーション図を説明できる.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
15週 期末試験
オブジェクト指向の基本概念の理解度を確認する.
授業外事前学習: 授業内容を予習しておく.
授業外事後学習: 授業内容に関する課題を解く.
16週 期末試験の解答
期末試験の解答例の説明と返却.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合7030100
基礎的能力602080
専門的能力101020