制御情報システム工学実験

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 制御情報システム工学実験
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 塚田 章,伊藤 尚,水本 巌,阿蘇 司,由井 四海

到達目標

1. マイコンの基本的な機能についてデータシートを理解して使うことができる
2. 模型列車の基本的な運行(速度制御、レールの切り替えなど)をするシステムを構築できる
3. 基本運行システムに拡張機能を組み込み、システムの再構築ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1マイコンの応用機能についてデータシートを理解して使うことができるマイコンの基本的な機能についてデータシートを理解して使うことができるマイコンの基本的な機能についてデータシートを理解して使うことができない
評価項目2模型列車の基本的な運行(速度制御、レールの切り替えなど)をするシステムを構築でき、システムの改善策を提示できる模型列車の基本的な運行(速度制御、レールの切り替えなど)をするシステムを構築できる模型列車の基本的な運行(速度制御、レールの切り替えなど)をするシステムを構築できない
評価項目3基本運行システムに拡張機能を組み込み、独創的なシステムに再構築ができる基本運行システムに拡張機能を組み込み、システムの再構築ができる基本運行システムに拡張機能を組み込み、システムの再構築ができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE C2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
実験を通して、電気電子工学および情報工学の専門性を高める。またものづくり課題を通して、システム構築能力を高める。さらに、チームを構成し海外の学生とコミュニケーションを図る
授業の進め方・方法:
2名でグループを作り、グループ内で役割分担を決めて課題に取り組む。進捗状況を英語でブログに書き、海外の学生と意見交換する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 題材の説明(今年度は鉄道模型を使った制御実験) システム概要を説明できる
2週 統合開発環境のチュートリアル PICマイコンの統合開発環境を使うことができる
3週 デジタル出力制御実験 C言語のプログラムでマイコンのデジタル出力を制御することができる
4週 デジタル入力制御実験 C言語のプログラムでマイコンのデジタル入力を制御することができる
5週 PWM制御実験 C言語のプログラムでマイコンのPWM出力を制御することができる
6週 アナログ入力制御実験 C言語のプログラムでマイコンのアナログ入力を制御することができる
7週 EEPROMを使ったデータ入出力実験 マイコンのEEPROMに任意のデータを読み書きすることができる
8週 模型電車の制御(1) モータードライバとマイコンのPWM信号を組み合わせてモーターの速度制御ができる
4thQ
9週 模型電車の制御(2) レールの切り替えをマイコンで制御することができる
10週 模型電車の制御(3) 与えられた列車運行表に沿って列車を運行させるシステムを構築できる
11週 LabVIEWを使った動作モニタリングシステムの実験(1) LabVIEWの基本操作を行うことができる
12週 LabVIEWを使った動作モニタリングシステムの実験(2) 列車運行システムでの各種データを取得することができる
13週 最適なエネルギー効率を求める実験(1) 列車運行における最適なエネルギー効率を実現するための条件を提案できる
14週 最適なエネルギー効率を求める実験(2) エネルギー効率を最適化する条件を満たすシステムを構築できる
15週 プレゼンテーション報告 課題を通して学習した内容を説明できる
16週 予備日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000