産業特論

Course Information

College Toyama College Year 2017
Course Title 産業特論
Course Code 0101 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Control Information Systems Engineering Course Student Grade Adv. 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 適宜レジュメを配付する
Instructor Hsegawa Hiroshi

Course Objectives

1.現代日本産業の背景について,十分に理解し,説明できる。
2.学習者や学習者自身のビジネスにとって,周りを取り巻く社会や環境を見る目を養い,それに対する対応を十分に行うことができる。
3.イノベーションや課題解決に対して,自身の思考を十分に深化させることができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代日本産業の背景について,十分に理解し,説明できる。現代日本産業の背景について理解し,説明できる。現代日本産業の背景についての理解が不十分で,説明できない。
評価項目2学習者や学習者自身のビジネスにとって,周りを取り巻く社会や環境を見る目を養い,それに対する対応を十分に行うことができる。学習者や学習者自身のビジネスにとって,周りを取り巻く社会や環境を見る目を養い,それに対する対応を行うことができる。学習者や学習者自身のビジネスにとって,周りを取り巻く社会や環境への対応ができない。
評価項目3イノベーションや課題解決に対して,自身の思考を十分に深化させることができる。イノベーションや課題解決に対して,自身の思考をすることができる。イノベーションや課題解決に対して,自身の思考をすることができない。

Assigned Department Objectives

JABEE A2 See Hide

Teaching Method

Outline:
 受講者が培ってきた専門性は多様だが,将来,技術者として,また現場の管理責任者として,あるいは企業全体の経営者としてマネジメントに携わり,産業の発展を担うことになろう。本講義ではそれに必要な社会科学的知識,すなわち産業や企業の現状と課題,その背景となる社会システムや経済動向をどう捉え,その底流に流れる考え方を学ぶことを通じて,ユーザーたる顧客やその背後にある社会や産業,そして企業を見る目を養えるように,自らの技術と社会の関わりの方向を探るための基礎的な知識を修得するものである。各項目の理解には,提示した題材についてのディスカッションなどを通して,思考を深化させるとともに,より具体的な課題解決に向けた実践的能力を養う。
Style:
授業内での報告と討議における参加状況,アウトプットとしてのディスカッション,提出レポート,にもとづいて総合的に評価する。
Notice:
概要に掲げた通り、受講生が将来、エンジニアあるいはまたは職責が拡大し経営管理に携わる立場になっても、大局的な視点を持てる素養としての社会科学的な知識と考え方を修得することを目標とする。JABEEの評価基準を満たすには,60点以上必要。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
大学生の教養
大学生の基礎教養とは何かについて理解し,説明できる。
2nd 社会科学へのアプローチ 技術者として,またはビジネス人としての社会科学とは何かについて理解し,説明できる。
3rd 現代日本産業の背景 日本人の勤労観について理解し,説明できる。
4th 現代日本産業の背景 日本的資本主義の思想について理解し,説明できる。
5th 現代日本産業の背景 長期信用社会としての歴史について理解し,説明できる。
6th 現代日本産業の背景 知識と技術の伝承について理解し,説明できる。
7th 現代日本産業の背景 日本企業にとっての企業価値について理解し,説明できる。
8th 現代日本産業の背景 信頼と共生について理解し,説明できる。
2nd Quarter
9th 現代日本産業の背景 感性と美意識について理解し,説明できる。
10th 産業を取り巻く環境への理解 生産経済社会の背景について理解し,説明できる。
11th 産業を取り巻く環境への理解 信用社会の背景について理解し,説明できる。
12th 産業に携わる視点 産業構造の変化,ソフト化の傾向,市場のメカニズムについて理解し,説明できる。
13th 産業に携わる視点 産業としての文化,文化が第二次産業に与える影響,文化産業の生産性について理解し,説明できる。
14th 産業に携わる視点 イノベーションの創出と,普及理論について説明できる。
15th 期末試験 ディスカッション,既習内容にもとづくレポート提出により評価
16th 期末試験の解答 試験返却

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal05000050100
基礎的能力0200002040
専門的能力0100001020
分野横断的能力0200002040