環日本海文化論

Course Information

College Toyama College Year 2017
Course Title 環日本海文化論
Course Code 0102 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Control Information Systems Engineering Course Student Grade Adv. 2nd
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 高階秀爾『西洋美術史』、中澤敦夫・宮崎衣澄『暮らしの中のロシア・イコン』
Instructor Miyazaki Izumi

Course Objectives

西洋美術史におけるイコン、ロシア文化におけるイコンについて学習することにより、ロシア宗教・文化事情に関する理解を深める。
また、日本への正教会伝道について学び、ロシアと日本の文化交流史に関する理解を深める。
JABEEの評価基準を満たすには、60点以上必要である。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1西洋美術史の流れとイコンについて理解できている西洋美術史の流れとイコンについて、おおよそ理解できている西洋美術史の流れとイコンについて、理解できていない
評価項目2ロシア文化におけるイコンについて理解できているロシア文化におけるイコンについて大よそ理解できているロシア文化におけるイコンについて理解できていない
評価項目3明治期の日露交流史について理解できている明治期の日露交流史について大よそ理解できている明治期の日露交流史について理解できていない

Assigned Department Objectives

JABEE A1 See Hide

Teaching Method

Outline:
環日本海地域のうち、特にロシアに注目し、ロシアの宗教とその表象であるイコンに焦点をあてる。
イコンを美術史の枠組みで捉えるだけでなく、ロシアの歴史・文化面から分析することにより、ロシアの宗教・文化事情に対する理解を深めることを目的とする。
ロシア正教は明治期より日本で宣教活動を行っていることを踏まえ、日本における正教会についても触れ、日露文化交流史について学ぶ。
Style:
講義および発表
Notice:

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st イントロダクション
美術史におけるイコン
美術史におけるイコンの歴史的発展について学習する
2nd 美術史概論① 西洋美術史の流れを理解する
3rd 美術史概論② 西洋美術史の流れを理解する
4th 美術史概論③ 西洋美術史の流れを理解する
5th 美術史概論④ 西洋美術史の流れを理解する
6th 美術史概論⑤ 西洋美術史の流れを理解する
7th 美術館実習事前学習 美術館実習事前学習。美術館所蔵作品について学習する。
8th 美術館実習事前学習 富山美術館にて実地研修を行い、作品についての理解を深める
4th Quarter
9th 実習のまとめと報告会 美術館実習で学習したことをまとめ、発表会の準備を行う
10th ロシアとイコン① ロシア史における宗教・イコンの役割と歴史について概観する
11th ロシアとイコン② ロシア史における宗教・イコンの役割と歴史について概観する
12th 日本の正教会 明治期にロシアから日本にもたらされた日本の正教会とその発展について学ぶ
13th 美術館実習事前学習 西田美術館において実地研修を行い、作品についての理解を深める
14th 実習のまとめと報告準備 美術館実習で学習したことをまとめ、発表会の準備を行う学習したことをまとめる
15th 報告会 美術館実習をうけて、ロシア・イコンの作品をとりあげて発表を行う
16th 期末試験 学習内容が理解できているか確認する

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポートTotal
Subtotal06000040100
基礎的能力0200002040
専門的能力0200001030
分野横断的能力0200001030