港湾物流

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 港湾物流
科目番号 0135 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 浅妻裕, 福田友子, 外川健一, 岡本勝規『自動車リユースとグローバル市場―中古車・中古部品の国際流通』,成山堂書店,2017。その他、適時プリント等を配布する。
担当教員 岡本 勝規

到達目標

港湾物流とその施設が持つ経済的機能および港湾物流の業態を把握し、港湾物流における課題を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1港湾物流とその施設が持つ経済的機能および港湾物流の業態を、専門用語を用いて説明できると共に、港湾物流における今後の課題について見解を説明できる。港湾物流とその施設が持つ経済的機能および港湾物流の業態を、専門用語を用いて説明できる。港湾物流とその施設が持つ経済的機能および港湾物流の業態を、専門用語を用いて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
港湾物流と地域経済との関連から、港湾物流が社会において果たしている役割を把握する。その上で、特に港湾において行われる物流業務の内容と変容を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員2名のオムニバスによる講義を実施する。
注意点:
事前に配布されたプリントについてはあらかじめ目を通しておくこと。
各学生の評価は、中間試験の結果の点数と期末試験の結果の点数を合計して2で割り、本科目についての評価として決定する。なお、単位認定には60点以上の評定が必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業計画、到達目標、評価方法が理解できる。
2週 港湾物流の動向 港湾物流をめぐるビジネス環境の現況を把握する。
3週 地域経済と港湾物流 港湾物流と地域経済との関係性を理解する。
4週 港湾物流の構造 港湾物流と地域経済との関係性を踏まえた上で、荷主の港湾選択の動向を把握し、港湾のサービス圏域をめぐる戦略を理解する。
5週 港湾物流の実際① 荷主の港湾利用動向の実際を把握するため、伏木富山港周辺で中古車貿易を行う荷主に対するフィールドワークを行うにあたり、同荷主の貿易活動にについて資料から把握する。
6週 港湾物流の実際② 伏木富山港周辺で中古車貿易を行う荷主に対するフィールドワークを行い、荷主の港湾利用動向の実際を把握する。
7週 港湾物流の実際③ 伏木富山港周辺で中古車貿易を行う荷主に対するフィールドワークを行い、荷主の港湾利用動向の実際を把握する。
8週 中間試験 講義開始以降中間試験実施より前に講義した内容について理解度を測るために中間試験を行う。
2ndQ
9週 港湾の役割① 日本の港湾の国際競争力について理解する。
10週 港湾の役割② 自由貿易地域と輸入促進地域の仕組みと役割について理解する。
11週 情報化とアウトソーシング港 港湾物流のEDI化の目的と背景、3PLの役割とその発生の背景を理解する。
12週 物流拠点としての港湾 港湾における物流拠点性の進展と、現在求められる機能と役割について理解する。
13週 国際複合一貫運送と港湾物流業 国際複合一貫運送の仕組みを把握した上で、港湾物流業との関わり、フォワーダーの位置づけについて理解する。
14週 港湾運送の仕組みと特性 港湾運送における運輸機能の体系とその事業構成を理解する。
15週 期末試験 中間試験より後、期末試験より前までに講義した内容について理解度を測るために期末試験を行う。
16週 答案返却、解説 本科目の成績について確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000