到達目標
本講義では、これまで教わる機会がほとんどなかったであろう英語のライティングを扱う。特に、研究発表や論文作成に必要なアカデミック・ライティングの視点から、まとまりのある英文の書き方を学ぶ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 (high) 80% | 標準的な到達レベルの目安 (moderate) 60% | 未到達レベルの目安 (Fail) <60% |
英文ライティング(文レベル) | 文法的に正確な英文を作成することができる。 | 文法的に誤りはあるものの、意味の伝達を阻害するほどではなく、おおむね英文を作成することができる。 | 必要な要素を満たした英文を作成することができない。 |
英文ライティング(談話レベル) | 文同士が論理的につながりのある文章を作成することができる。 | 展開の不十分さはあるものの、ほぼ論理的に一貫した文章を作成することができる。 | 論理的につながりのある文章を作成することができない。 |
内容・思考 | 自らの主張を、様々な理由や具体例を用いて説得力のあるかたちで論じることができる。 | 根拠の不十分さや偏りはあるものの、おおむね自らの主張を理由や具体例を用いて論じることができる。 | 自らの主張を、理由や具体例を用いて展開させることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
テキストに沿って、アカデミック・ライティングの入門を学ぶ。テキストは、最近の応用言語学におけるEAP(English for Academic Purposes)研究の成果を取り入れたものである。
また、アカデミック・ライティング以前に基本的な英文の組み立て方を学ぶために、毎回冒頭で口頭和文英訳の演習を行う。
授業の進め方・方法:
授業では、学生主体の活動を多く行い、一人一人が主体的に学ぶことが求められる。
注意点:
・成績は、ミニ中間試験(40%)と学期末に提出してもらう英文エッセイ(60%)で評価する予定である。
・学修単位のため、授業外学習が必要である。
(授業外学習・事前)事前に授業内容を予習したり指示された課題に取り組んでおく。
(授業外学習・事後)理解した内容の復習や音読を十分に行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 研究、論文とは何か |
授業の目標や概要が理解できる
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2週 |
Chapter1: Flow of Sentences |
英文の流れについて理解した上で、英文を書くことができる。
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3週 |
Chapter1: Flow of Sentences |
英文の流れについて理解した上で、英文を書くことができる。
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4週 |
Chapter2: Basic Paragraph |
英語のパラグラフの基本構造を理解した上で、英文を書くことができる。
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5週 |
Chapter2: Basic Paragraph |
英語のパラグラフの基本構造を理解した上で、英文を書くことができる。
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6週 |
Chapter3: Developing Coherence |
まとまりのあり英文における一貫性について理解した上で、英文を書くことができる。
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7週 |
Chapter3: Developing Coherence |
まとまりのあり英文における一貫性について理解した上で、英文を書くことができる。
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8週 |
Chapter4: Guiding your Readers |
まとまりのある英文におけるメタディスコースについて理解した上で、英文を書くことができる。
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2ndQ |
9週 |
Chapter4: Guiding your Readers |
まとまりのある英文におけるメタディスコースについて理解した上で、英文を書くことができる。
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10週 |
Chapter5: Hedges and Boosters |
まとまりのある英文におけるヘッジ表現やブースター表現について理解した上で、英文を書くことができる。
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11週 |
Chapter5: Hedges and Boosters |
まとまりのある英文におけるヘッジ表現やブースター表現について理解した上で、英文を書くことができる。
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12週 |
Chapter6: Generating Ideas |
英文を書く上でのアイディアの着想や広げ方、まとめ方について理解した上で、英文を書くことができる。
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13週 |
Chapter6: Generating Ideas |
英文を書く上でのアイディアの着想や広げ方、まとめ方について理解した上で、英文を書くことができる。
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14週 |
Chapter7: How to Attract Your Readers |
まとまりのある英文において効果的なトピック・センテンスの書き方を理解した上で、英文を書くことができる。
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15週 |
Chapter7: How to Attract Your Readers |
まとまりのある英文において効果的なトピック・センテンスの書き方を理解した上で、英文を書くことができる。
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16週 |
課題の提出 |
課題の提出
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| ミニ中間試験 | 学期末英文エッセイ | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 40 |
専門的能力 | 0 | 60 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |