英語特論Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語特論Ⅱ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Writing Facilitator(構造から学べるパラグラフ・ライティング入門)(松柏社)
その他教員が用意した教材
担当教員 山村 啓人

到達目標

本講義では、これまで教わる機会がほとんどなかったであろう英語のライティングを扱う。研究発表や論文作成も視野に入れながら、身近な話題を用いて首尾一貫した論理的な英文エッセイを書けるようにすることが目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安 (high) 80%標準的な到達レベルの目安 (moderate) 60%未到達レベルの目安 (Fail) <60%
英文ライティング(文レベル)文法的に正確な英文を作成することができる。文法的に誤りはあるものの、意味の伝達を阻害するほどではなく、おおむね英文を作成することができる。必要な要素を満たした英文を作成することができない。
英文ライティング(談話レベル)文同士が論理的につながりのある文章を作成することができる。展開の不十分さはあるものの、ほぼ論理的に一貫した文章を作成することができる。論理的につながりのある文章を作成することができない。
内容・思考自らの主張を、様々な理由や具体例を用いて説得力のあるかたちで論じることができる。根拠の不十分さや偏りはあるものの、おおむね自らの主張を理由や具体例を用いて論じることができる。自らの主張を、理由や具体例を用いて展開させることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
伝わりやすい明快な英文を書くためには、英語ライティングのルールに従う必要がある。パラグラフを構成する一つ一つの文を文法的に整えるだけではなく、文を超えたパラグラフレベルにおいても、英語の発想に沿った書き方を学ぶ必要がある。本講義では、特に後者に焦点を置き、パラグラフ・ライティングの演習を行う。
必要に応じて、基本的な英文の組み立て方を学ぶために、毎回冒頭で口頭和文英訳の演習を行うことも予定している。
授業の進め方・方法:
授業では、学生中心の活動を多く行うため、一人一人が主体的に学ぶことが求められる。
書くだけではなく、英語による口頭コミュニケーションも行いながら、双方向の授業を行うため、積極的に聞く・話すことにも挑戦してほしい。
注意点:
・成績は、ミニ中間試験(40%)と学期末に提出してもらう英文エッセイ(60%)で評価する予定である。
・学修単位のため、授業外学習が必要である。
(授業外学習・事前)事前に授業内容を予習したり指示された課題に取り組んでおく。
(授業外学習・事後)理解した内容の復習や音読を十分に行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Unit8: Giving Advice and Instructions 読み手にアドバイスするまとまりのある英文を書くことができる。
2週 Unit8: Giving Advice and Instructions 2 読み手にアドバイスするまとまりのある英文を書くことができる。
3週 Unit 9: Comparing and Contrasting 比較対照するまとまりのある英文を書くことができる。
4週 Unit 9: Comparing and Contrasting 2 比較対照するまとまりのある英文を書くことができる。
5週 Unit10: Explaining Japanese Culture 日本の風習や文化について紹介をするためのまとまりのある英文を書くことができる。
6週 Unit10: Explaining Japanese Culture 2 日本の風習や文化について紹介をするためのまとまりのある英文を書くことができる。
7週 Unit10: Explaining Japanese Culture 3 日本の風習や文化について紹介をするためのまとまりのある英文を書くことができる。
8週 ミニ中間試験 これまで学習した範囲の習得状況を確認する。
4thQ
9週 Unit11: Describing Data Expressed in Graphs 図や表から情報を読み取ってまとまりのある英文を書くことができる。
10週 Unit11: Describing Data Expressed in Graphs 2 図や表から情報を読み取ってまとまりのある英文を書くことができる。
11週 Unit11: Describing Data Expressed in Graphs 3 図や表から情報を読み取ってまとまりのある英文を書くことができる。
12週 Unit12: Summarizing What You Have Read 読んだり聞いたりした内容を要約するまとまりのある英文を書くことができる。
13週 Unit12: Summarizing What You Have Read 2 読んだり聞いたりした内容を要約するまとまりのある英文を書くことができる。
14週 Unit12: Summarizing What You Have Read 3 読んだり聞いたりした内容を要約するまとまりのある英文を書くことができる。
15週 Essay writing 与えられたトピックについてまとまりのある英文を書くことができる。
16週 英文エッセイのフィードバック 成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

ミニ中間試験学期末英文エッセイ合計
総合評価割合4060100
基礎的能力4060100
専門的能力000
分野横断的能力000