応用英語

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用英語
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Understanding English Grammar for the TOEIC Test - Grammar Exercises in Dialogues(配布教材)
担当教員 西原 雅博

到達目標

1.英文法の理解を英文エッセイにつなげることが出来る。
2.段落構成を意識した英文エッセイを書くことが出来る。
3.TOEICテストにおいて自分が設定した目標スコアを達成することが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英文法の理解を英文エッセイにつなげるテキストで学んだ英文法をエッセイの中で効果的で正確に使うことが出来る。テキストで学んだ英文法をエッセイの中でおよそ正確に使うことが出来る。テキストで学んだ英文法をエッセイの中で使うことがほとんど出来ない。
段落構成を意識した英文エッセイを書く段落を作り論旨の展開が明瞭な英文エッセイを書くことが出来る。段落を作り論旨の展開がおよそ明瞭な英文エッセイを書くことが出来る。段落を作ることが出来ない、あるいは作っても論旨の展開が明瞭な英文エッセイを書くことが出来る。
TOEICテストで自分が設定した目標スコアを達成するTOEICテストで自分が設定した適切な目標スコアをしっかりと計画的に努力して達成することが出来る。TOEICテストで自分が設定した適切な目標スコアをおよそ達成することが出来る。TOEICテストで自分が設定した目標スコアが適切でなく、十分な努力をすることが出来ずにその目標を達成することが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 この授業では、本科で学んできた各自の英語を文法とレトリックの観点から一層正確なものにすること、英文エッセイの中で文法とレトリックを実際に応用すること、英語力をTOEICテストで評価すること、以上を目的としています。専攻科の学生に求められる英語の応用力を高めることがねらいです。
授業の進め方・方法:
 授業は、学生の主体的な準備活動と授業での演習が主となります。学生はシラバスに指定された箇所を毎週周到に準備して授業に臨んで下さい。授業ではペア・ワークとグループ・ワークを基本にして「教え合い・学び合い」を促します。教師→学生の一方通行の授業にならないように授業に参加し、皆さんが他のクラスメートに何らかのーわずかでもいいからー貢献をするという姿勢で行動して下さい。
注意点:
 成績評価は、①英文エッセイ、②「自己評価」の2本立てで行います。エッセイはA4用紙1ページきっかり。手書き。タイトルは "Why Am I Studying English?" 。「中間試験」で下書き、「期末試験」で仕上げを行います。試験への英語関係辞書の持ち込みは可能。スマホは不可。下書きの持ち込みも不可。①英文エッセイと②「自己評価」の詳しい要領や評価基準については、担当教員にあらかじめ聞くか、授業の初日に配布されるシラバスを参照してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Ex.1: 時制の判断(1)単文 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「単文の時制の判断」について学ぶ。
2週 Ex.2: 時制の判断(2)複文 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「複文の時制の判断」について学ぶ。
3週 Ex.3: 品詞の決定、Ex.4: 使役動詞(前半) ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「品詞の判断、及び、使役動詞の用法」について学ぶ。
4週 Ex.4: 使役動詞(後半)、Ex.5: 名詞の単複 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「使役動詞の用法、及び、名詞の単複の判断」について学ぶ。
5週 Ex.6: 仮定法の3つの形式と意味 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「仮定法の3種類、その形式と意味」について学ぶ。
6週 Ex.7: 様々な接続表現の用法と意味 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「様々な接続表現の用法と意味」について学ぶ。
7週 Ex.8: 「緊急」の動詞・形容詞・名詞 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「「緊急」の動詞、形容詞、名詞を含む文の用法」について学ぶ。
8週 Ex. 9: 代名詞、Ex.10: 不定詞と動名詞(1)動詞の目的語① ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「代名詞の用法、動詞の目的語としての不定詞及び動名詞の用法」について学ぶ。
2ndQ
9週 中間試験(英文エッセイの下書きと第1回「自己評価」)*受験必須 英文エッセイと「自己評価」に取り組む。90分。
10週 Ex.10: 不定詞と動名詞(1)動詞の目的語② ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「動詞の目的語としての不定詞、及び、動名詞の用法」についてさらに学ぶ。
11週 Ex.11: 不定詞と動名詞(2)一般的用法 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「不定詞と動名詞の一般的な用法」について学ぶ。
12週 Ex. 12: 関係代名詞・関係副詞(前半) ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「関係代名詞、及び、関係副詞の用法」について学ぶ。
13週 Ex. 12: 関係代名詞・関係副詞(後半) ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「関係代名詞、及び、関係副詞の用法」についてさらに学ぶ。
14週 Ex.15: 前置詞の基本、Ex.16: 冠詞の基本 ペア・ワークとグループ・ワークを中心として「前置詞と冠詞の基本的な用法」について学ぶ。
15週 期末試験(英文エッセイの仕上げと最終「自己評価」)*受験必須 中間試験で作成した英文エッセイと「自己評価」を振り返りながら、エッセイの仕上げと「自己評価」の完成版を作成する。90分。
16週 英文エッセイと「自己評価」の返却と学びの振り返り 英文エッセイと「自己評価」の返却を通じて学習したことを振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

英文エッセイと「自己評価」プレゼンテーション大会相互評価態度ポートフォリオ出席(極めて重要)合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000