到達目標
1.文章構造をよく整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。
2.効果的なパワーポイントのスライドを英語で作成することができる。
3.実際に英語で効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
英文アブストラクト、プレゼンテーション原稿の作成 | 文章構造をよく整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。 | 文章構造をおよそ整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。 | 文章構造を持ったアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができない。 |
英語でのパワーポイント・スライドの作成 | 効果的なパワーポイントのスライドを英語で作成することができる。 | パワーポイントのスライドを英語で作成することができる。 | パワーポイントのスライドを英語で作成することができない。 |
英語での効果的なプレゼンテーションの実行 | 実際に英語で効果的なプレゼンテーションを行うことができる。 | 実際に英語でプレゼンテーションを行うことができる。 | 実際に英語でプレゼンテーションを行うことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、自らの特別研究の内容について、英語でプレゼンテーションを行うための一連の準備の内容、方法を体験学習することを目的としています。専攻科の学生に求められる英語でのプレゼンテーションの準備を1年生のうちに一度体験しておくことは、のちに自立的に行うための貴重な能力や知識を与えるものと思われます。
授業の進め方・方法:
授業は、学生の主体的な活動や演習が主となります。英語で自らの特別研究というアカデミックな内容について文章構造を整えた、まとまった分量の英文を書くという作業は大変なことですので、失敗を怖がらず思い切って挑戦してほしいと思います。
授業では、毎回ある特定のテーマに即した活動を行います(「授業計画」を参照)。そして、その清書を翌週の授業で提出してもらいます(英文)。提出物の数はおよそ13回です。
授業の評価は、これら13回の提出物に基いて行います。
注意点:
パワーポイントのスライドや提出物(清書)の作成にはノートパソコンが必須です。したがって、授業にはノートパソコンを持参してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Unit 1: 自己紹介、学術的関心、追究したいこと |
自己紹介、学術的関心、追究したいこと等を英語で説明できる。
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2週 |
Unit 2: 主題、理由、期待される学習 |
自分の研究に関して、その主題、理由、期待される学習について英語で説明できる。
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3週 |
Unit 3: アブストラクトの執筆 |
内容を揃えた英文アブストラクトを書くことができる。
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4週 |
Unit 4: プレゼンテーション原稿(1) |
原稿のイントロダクションを書くことができる。
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5週 |
Unit 5: プレゼンテーション原稿(2) |
原稿のボディーを書くことができる。
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6週 |
Unit 6: プレゼンテーション原稿(3) |
原稿の結論部分を書くことができる。
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7週 |
Unit 7: チャンキング |
原稿を記憶するためのチャンキングを行い、これに基いて原稿内容を話すことができる。
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8週 |
Unit 8: パワーポイントのスライド(1) |
効果的なスライドとはどのようなものかを理解して、スライドを英語で作成することができる。
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2ndQ |
9週 |
Unit 8: パワーポイントのスライド(2) |
効果的なスライドとはどのようなものかを理解して、スライドを英語で作成することができる。
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10週 |
Unit 9: 発表(発音、文章表現) |
原稿の中の言いにくい英語の発音を練習し、かつ、話し言葉の英語らしい表現に改めることができる。
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11週 |
Unit 10: 質疑応答(1) |
事実や理解を確認するような基礎的な質問を考え、また答えることができる。
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12週 |
Unit 11: 質疑応答(2) |
他の情報との関連性(類似点、相違点、原因、結果等)を探るような応用的な質問を考え、また答えることができる。
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13週 |
Unit 12: 質疑応答(3) |
研究成果の価値判断や意見を問うたり、解決策を提案させるといった応用的な質問を考え、また答えることができる。
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14週 |
プレゼンテーションの視聴と質疑応答 |
お互いのプレゼンテーションを見合って、質疑応答をすることができる。
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15週 |
期末評価 |
提出物に基いた評価を行う。
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16週 |
提出物の返却と学びの振り返り |
提出物の返却を通じて学習したことを振り返る。
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 0 | 30 | 60 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 | 0 | 20 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 10 | 30 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 30 |