企業と雇用

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 企業と雇用
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 授業にプリントを配布する。
担当教員 松原 義弘

到達目標

1.企業が労働者を雇用するにあたり有する種々の権利・義務について説明できる。
2.企業が労働者を雇用するにあたり従うべきルールについて,具体的な事例を通して説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業が労働者を雇用するにあたり有する種々の権利・義務について法的根拠を以て詳細に説明できる。企業が労働者を雇用するにあたり有する種々の権利・義務について説明できる。企業が労働者を雇用するにあたり有する種々の権利・義務について説明できない。
評価項目2企業が労働者を雇用するにあたり従うべきルールについて,具体的な事例を通して詳細に説明できる。企業が労働者を雇用するにあたり従うべきルールについて,具体的な事例を通して説明できる。企業が労働者を雇用するにあたり従うべきルールについて,具体的な事例を通して説明できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
・目標:事例を通じて,企業における雇用のルールの解釈や運用について理解する。
・概要:企業は労働者を雇用するにあたり様々な権利・義務関係に入る。また企業は様々なルールに従って労働者を雇用しなければならない。本講義では,企業が労働者を雇用するにあって有する権利・義務や従うべきルールについて,具体的な事例を通じて学習する。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義と,授業履修者による報告や議論で授業を進める。
注意点:
・履修者には授業への積極的な参加(報告や議論)を求める。
・評価は,授業での報告とレジュメの内容(60%),授業中の討論状況(20%),レポート(20%)で行う。
・単位認定には60点以上の評定が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業のねらい,到達目標,授業計画について理解できる。
2週 労働契約と企業の権利・義務 労働契約と企業の権利・義務について,事例を参照しながら説明できる。
3週 労働契約に付随する企業の諸義務 労働契約に付随する企業の諸義務について,事例を参照しながら説明できる。
4週 募集・採用 募集・採用のルールについて,事例を参照しながら説明できる。
5週 労働条件の決定と変更 労働条件の決定と変更のルールについて,事例を参照しながら説明できる。
6週 人事異動 人事異動(配転・出向等)に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
7週 賃金 賃金に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
8週 労働時間・休憩・休日 労働時間・休憩・休日に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
4thQ
9週 安全衛生と災害補償 安全衛生と災害補償のルールについて,事例を参照しながら説明できる。
10週 労働関係の終了 労働関係の終了に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
11週 非典型雇用と同一労働同一賃金原則 同一労働同一賃金原則について,事例を参照しながら説明できる。
12週 障害者雇用・高年齢者雇用 障害者雇用・高年齢者雇用に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
13週 労働者の職務発明と企業が支払う対価 労働者の職務発明と企業が支払う対価に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
14週 集団的労使関係 集団的労使関係に関するルールについて,事例を参照しながら説明できる。
15週 授業のまとめ これまでの学習内容の概略を説明できる。
16週 成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表討論レポート合計
総合評価割合602020100
基礎的能力100010
専門的能力40101060
分野横断的能力10101030