環日本海ビジネス事情

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環日本海ビジネス事情
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教材は、随時配布または指示する。(参考:馬成三『図で分かる中国経済』)
担当教員 海老原 毅,清 剛治

到達目標

1.ベトナムビジネス及びタイビジネスについて,企業ケースを踏まえて分析することができる。
2.中国ビジネスの現状を中国の経済・社会の特徴を踏まえて分析することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベトナムビジネス及びタイビジネスについて,企業ケースを踏まえて分析することが十分にできる。ベトナムビジネス及びタイビジネスについて,企業ケースを踏まえて分析することができる。ベトナムビジネス及びタイビジネスについて,企業ケースを踏まえて分析することができない。
評価項目2中国ビジネスの現状を中国の経済・社会の特徴を踏まえて分析することが十分にできる。中国ビジネスの現状を中国の経済・社会の特徴を踏まえて分析することができる。中国ビジネスの現状を中国の経済・社会の特徴を踏まえて分析することができていない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では,環日本海ビジネスの対象地域を,本校が立地する富山県における政策や企業の動向から,環日本海を中心とする東アジアと捉え,具体的はベトナムとタイ,中国を取り上げる。まずベトナム,タイの各企業における経営戦略及びビジネスを取り上げ,特徴を教授する。次に,中国ビジネスの背景となる国家概要,経済開発政策,経済改革,産業・企業,対外開放政策を教授するとともに,中国ビジネスにおける日本企業の対応に関する考察を行う。
授業の進め方・方法:
経済学担当教員と中国研究担当教員によるオムニバス形式で授業を展開する。
注意点:
本科目では,受講者の発言を重視しているため,積極的な参加が求められる。受講生は毎回出席すべきである。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:シラバスの説明,概念・地域の概要,富山県の国際ビジネス政策 本科目の概要と目標,背景を理解できる。
2週 ベトナムビジネス[概論] ベトナムビジネスの企業ケースについて理解できる。
3週 ベトナムビジネス[企業ケース] ベトナムビジネスの概要について理解できる。
4週 ベトナムビジネス[課題報告] ベトナムビジネスの文献を理解し,発表できる。
5週 タイビジネス[概論] タイビジネスの概要について理解できる。
6週 タイビジネス[企業ケース] タイビジネスの企業ケースについて理解できる。
7週 タイビジネス[課題報告] タイビジネスの文献を理解し,発表できる。
8週 中国ビジネスへの視座,中国の概況 中国の概況を理解できる。
2ndQ
9週 中国の国家体制,基本政策 中国の国家体制と基本政策について理解できる。
10週 中国の経済開発政策 中国の経済開発政策の歴史と現状について理解できる。
11週 中国の経済改革 中国の経済改革について理解できる。
12週 中国の対外開放政策 中国の対外開放政策について理解できる。
13週 中国の産業・産業政策 中国の産業及び産業政策について理解できる。
14週 中国の企業 中国の企業について理解できる。
15週 中国ビジネス課題報告 中国ビジネスについて発表できる。
16週 総括,評価

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合02000080100
基礎的能力0000000
専門的能力02000080100
分野横断的能力0000000