到達目標
わが国の多くの地域が直面する厳しい現状や課題について、理解を深める。
地域を取り巻く課題の解決策について、自分なりの意見を持てるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地域が直面する厳しい現状や課題について、幅広く説明できる。 | 地域が直面する厳しい現状や課題について、その一部を説明できる。 | 地域が直面する厳しい現状や課題について、説明できない。 |
評価項目2 | 地域を取り巻く課題の解決策について、自分なりの意見を十分に述べられる。 | 地域を取り巻く課題の解決策について、自分なりの意見を不十分ながらも述べられる。 | 地域を取り巻く課題の解決策について、自分なりの意見を述べられない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講の目的は、持続可能な地域経済社会構築に向けた地域経営や地方創生のあり方について考察することにある。
現在、わが国の多くの地域は、人口減少や少子高齢化に直面し、地域産業の衰退、中心市街地の空洞化、中山間地域の過疎化といった問題に直面している。こうした地域を取り巻く課題の解決策について、様々な視点から事例研究を交えて考察する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、視聴覚教材やグループワークを交えて実施する。
注意点:
定期試験60%、毎回提出する「授業のまとめ」(授業の要約・意見・感想を書いたもの)30%、グループワーク10%
単位認定には、60点以上の評定が必要
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、人口減少時代の地域政策(1) |
「地域経営特論」の目的、地域経営を巡るマクロ・ミクロ状況について、理解できる。
|
2週 |
人口減少時代の地域政策(2) |
伝統的国土計画の終焉について、理解できる。
|
3週 |
人口減少時代の地域政策(3) |
地方分権改革と税財源再配分について、理解できる。
|
4週 |
人口減少時代の地域政策(4) |
市町村合併と道州制実施による行財政基盤の整備について、理解できる。
|
5週 |
地域経営の現状と課題(1) |
人口減少下における社会資本の整備と維持管理について、理解できる。
|
6週 |
地域経営の現状と課題(2) |
小売業の構造変化について、理解できる。
|
7週 |
地域経営の現状と課題(3) |
地域産業とコミュニティビジネスについて、理解できる。
|
8週 |
地域経営の現状と課題(4) |
農林水産業の活性化について、理解できる。
|
2ndQ |
9週 |
地域経営の現状と課題(5) |
市町村の総合計画について、理解できる。
|
10週 |
グループワーク(1) |
ある特定の研究テーマ(地域経営)について、情報収集・調査できる。
|
11週 |
地域経営の事例研究(1)【文献購読】 |
観光地経営組織DMOの意義と役割について、理解できる。
|
12週 |
地域経営の事例研究(2)【文献購読】 |
観光地経営組織DMOの意義と役割について、自分の意見を述べられる。
|
13週 |
地域経営の事例研究(3)【視聴覚教材】 |
地域活性化の実践事例について、理解できる。
|
14週 |
グループワーク(2) |
ある特定の研究テーマ(地域経営)について、資料作成・発表できる。
|
15週 |
期末試験 |
第1~14回の学習内容
|
16週 |
成績確認 |
答案返却、解説
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 授業のまとめ | グループワーク | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 20 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |