到達目標
西洋美術史におけるイコン、ロシア文化におけるイコンについて学習することにより、ロシア宗教・文化事情に関する理解を深める。
また、日本への正教会伝道について学び、ロシアと日本の文化交流史に関する理解を深める。
JABEEの評価基準を満たすには、60点以上必要である。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 西洋美術史の流れとイコンについて理解できている | 西洋美術史の流れとイコンについて、おおよそ理解できている | 西洋美術史の流れとイコンについて、理解できていない |
評価項目2 | ロシア文化におけるイコンについて理解できている | ロシア文化におけるイコンについて大よそ理解できている | ロシア文化におけるイコンについて理解できていない |
評価項目3 | 明治期の日露交流史について理解できている | 明治期の日露交流史について大よそ理解できている | 明治期の日露交流史について理解できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環日本海地域のうち、特にロシアに注目し、ロシアの宗教とその表象であるイコンに焦点をあてる。
イコンを美術史の枠組みで捉えるだけでなく、ロシアの歴史・文化面から分析することにより、ロシアの宗教・文化事情に対する理解を深めることを目的とする。
ロシア正教は明治期より日本で宣教活動を行っていることを踏まえ、日本における正教会についても触れ、日露文化交流史について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義および発表
注意点:
単位認定には、60点以上の評定が必要です。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション 美術史におけるイコン |
美術史におけるイコンの歴史的発展について学習する
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2週 |
美術史概論① |
西洋美術史の流れを理解する
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3週 |
美術史概論② |
西洋美術史の流れを理解する
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4週 |
美術史概論③ |
西洋美術史の流れを理解する
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5週 |
美術史概論④ |
西洋美術史の流れを理解する
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6週 |
美術史概論⑤ |
西洋美術史の流れを理解する
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7週 |
美術史概論⑥ |
西欧美術史の流れを理解する
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8週 |
美術館実習事前学習 |
美術館実習事前学習。美術館所蔵作品について学習する。
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4thQ |
9週 |
美術館実習 |
富山美術館にて実地研修を行い、作品についての理解を深める
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10週 |
アートと街づくり |
富山を中心に、アートによるまちづくりの事例について学ぶ
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11週 |
ロシアと正教会 |
ロシア史における宗教について、正教会を中心に概観する
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12週 |
ロシアとイコン① |
ロシア史における宗教・イコンの役割と歴史について概観する
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13週 |
ロシアとイコン② |
ロシア史における宗教・イコンの役割と歴史について概観する
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14週 |
日本の正教会 |
明治期にロシアから日本にもたらされた日本の正教会とその発展について学ぶ
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15週 |
報告会 |
美術作品をとりあげて、発表を行う
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16週 |
期末試験 |
学習内容が理解できているか確認する
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 40 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |