環日本海ビジネス事情

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環日本海ビジネス事情
科目番号 0044 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新宅純二郎・天野倫文『ものづくりの国際経営戦略―アジアの産業地理学』,馬成三『図で分かる中国経済』
担当教員 海老原 毅,清 剛治

到達目標

1.環日本海ビジネスの現状を国際経営の分析枠組みから捉えることができる。
2.中国ビジネスの現状を中国の政治・経済・文化の特徴を踏まえて分析することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環日本海ビジネスの現状を国際経営の分析枠組みから捉えることが十分にできる。環日本海ビジネスの現状を国際経営の分析枠組みから捉えることができる。環日本海ビジネスの現状を国際経営の分析枠組みから捉えることができていない。
評価項目2中国ビジネスの現状を中国の政治・経済・文化の特徴を踏まえて分析することが十分にできる。中国ビジネスの現状を中国の政治・経済・文化の特徴を踏まえて分析することができる。中国ビジネスの現状を中国の政治・経済・文化の特徴を踏まえて分析することができていない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
まず環日本海ビジネスの概念と対象地域,現状を把握した上で,当該地域に含まれる諸国の企業の経営戦略及びビジネスを取り上げ,特徴を教授する。次に,当該地域においてビジネス案件が最も多い中国を取り上げ,中国ビジネスの背景となる国家体制,経済開発政策,経済改革,産業・企業,対外開放政策を教授するとともに,中国ビジネスにおける日本の対応に関する考察を行う。
授業の進め方・方法:
経営学担当教員と中国研究担当教員によるオムニバス形式で授業を展開する。
注意点:
本科目では,受講者の口頭発表を重視しているため,積極的な参加が求められる。受講生は毎回出席することに心掛けて欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:シラバスの説明,概念・地域の概要,富山県の国際・環日本海政策 本科目の概要と目標を把握する。
2週 日本と東アジア製造業 日本と東アジア製造業の特徴について理解できる。
3週 台湾企業 台湾企業の特徴について理解できる。
4週 韓国企業① 韓国企業である現代の特徴について理解できる。
5週 韓国企業② 韓国企業であるサムスンの特徴について理解できる。
6週 ロシア企業 ロシア企業の特徴について理解できる。
7週 日本とロシアの経済関係 日本企業のロシアビジネスについて理解できる。
8週 日本と環日本海諸国の産業政策 日本と環日本海諸国政策の違いについて理解できる。
2ndQ
9週 中国の国家体制,基本政策 中国の国家体制と基本政策について理解できる。
10週 中国の経済開発政策 中国の経済開発政策の歴史と現状について理解できる。
11週 中国の経済改革 中国の経済改革について理解できる。
12週 中国の産業と企業 中国の主な産業と企業の特徴について理解できる。
13週 中国の対外開放政策 中国の対外開放政策について理解できる。
14週 中国ビジネス 中国ビジネスの概要,日本企業の中国ビジネスへの参入の現状と課題について理解できる。
15週 総括 本科目で習得した事柄を表現できる。
16週 レポート返却、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合04000060100
基礎的能力0000000
専門的能力04000060100
分野横断的能力0000000