数理意思決定論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 数理意思決定論
科目番号 0052 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 萩原 信吾

到達目標

1) 確率・統計における基本的な確率論が説明できる
2) 統計における推定が理解できる。
3) 統計における検定が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1確率・統計における複雑な確率論が十分説明できる。確率・統計における基本的な確率論が説明できる。確率・統計における基本的な確率論が説明できない。
評価項目2統計における様々な場合の推定が理解できる。統計における推定が理解できる。統計における推定が理解できない。
評価項目3統計における様々な場合の検定が理解できる。統計における検定が理解できる。統計における検定が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義ではマーケティングにおけるデータ分析で必須となる、確率・統計を学習する。そのため基本的な確率論を概観した後に、統計における、推定と検定を学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とし、学習内容を確認しながら進める。
なお事前に行う準備学習として、以下の前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認のための課題を受けることができる。追認課題の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 講義の概要について説明する。
2週 離散確率 離散確率の基本的な演算ができる。
3週 離散確率 離散確率の基本的な演算ができる。
4週 連続確率 連続確率の概念と計算ができる。
5週 連続確率 連続確率と確率分布の関係が理解できる。
6週 点推定 点推定の概念が理解できる。
7週 点推定 点推定の計算ができる。
8週 区間推定 標準正規分布を前提とした母平均の区間推定ができる。
2ndQ
9週 区間推定 標準正規分布を前提とし、母分散の区間推定ができる。
10週 区間推定 標準正規分布を前提とした母分散の区間推定ができる。
11週 検定 検定の概念が理解できる。
12週 検定 有意水準と確率分布の関係が理解できる。
13週 検定 場合に対する適切な検定方法が理解できる。
14週 検定 実際のデータに対して、適切な検定方法を用いて検定ができる。
15週 期末試験 学習内容の確認を行う。
16週 成績評価・確認 講義のまとめと成績の確認を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力4040000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000