ビジネス創造論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ビジネス創造論
科目番号 0119 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 毎回、資料を配布する。
担当教員 清 剛治

到達目標

①ディスカッションによりアイデア創出につなげることができる。
②システム思考+デザイン思考により、モデルの体系化ができる。
③チームで協働できる:合意形成を図ることができる。
④必要な時はリーダーシップをとることができる。
⑤アントレプレナーシップの醸成が感じられる:具体的には物事に対する意欲や、やり遂げる意思の強さが自分自身で感じることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アイデアをモデルとして形にすることが正確できる。アイデアをモデルとして形にすることができる。アイデアをモデルとして形にすることができない。
評価項目2自分の考えをロジカルに表現し伝えることが正確にできる。自分の考えをロジカルに表現し伝えることができる。自分の考えをロジカルに表現し伝えることができない。
評価項目3他者との合意形成をはかることが正確にできる。他者との合意形成をはかることができる。他者との合意形成をはかることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は、ビジネス創造に関する理論と実際を学ぶことを目的とする。具体的には、ビジネスモデルを策定する方法論を講義することで理論面から学ぶと同時に、実際のビジネス創造をケースを活用し講義・討論していくことで理解を深める。企業家の発想・考え方、及び行動は、組織内・外におけるあらゆるシチュエーションに求められている。自らの創意工夫(新しい価値創造)により、変革を成し遂げる方法論を学ぶと同時に、その意欲をも醸成させることも併せて狙いとしている。
授業の進め方・方法:
必要に応じて、経営コンサルタントも招聘し、現実に応え得るビジネス・モデルを創造してみる。                             【注意:秋口に外部コンテストに全員エントリーすることを必須とする。】実践でないと力はつかない!
【題材:富山県地域の発展に資するもの】
なお、進捗状況をみながら進めるため、必ずしもシラバス通りに進まないことがある。
注意点:
日々の新聞等からのビジネスニュースからも大きなヒントが得られるので、必読のこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 企業経営とは。ビジネスモデルとは。
2週 事業創造の本質を理解する 先行文献から事業創造の本質を学ぶ。
3週 事業創造へ向けてのビジネス発想① ビジネス発想の手法について学ぶ①
4週 事業創造へ向けてのビジネス発想② ビジネス発想の手法について学ぶ②
5週 ビジネスモデルの構造 ビジネスモデルの構造を理解。経営理念の重要性。
6週 企業家精神とリーダーシップ:革新のスピリッツ ビジネスモデルを生み出し推進するリーダーシップを理解すること。
7週 事業戦略を明確にする 各種分析を固める。
8週 新産業を生み出す地域システムから創業精神を学ぶ ビジネスモデルの形態を形づくる。
2ndQ
9週 創業とベンチャーキャピタル ビジネスモデルの最終形の概要を示す。
10週 ランチェスター戦略から学ぶ【ゲストスピーカーなど】 ビジネスモデルをどうリアルに動かすかの観点を知る。
11週 ビジネスモデルの構造モデル創出へ向けて① 理論的不備を修正し、自らの創造物を確実に聴衆者に訴求する①
12週 ビジネスモデルの構造モデル創出へ向けて② 理論的不備を修正し、自らの創造物を確実に聴衆者に訴求する②
13週 ビジネスモデルの構造モデル創出へ向けて③ 理論的不備を修正し、自らの創造物を確実に聴衆者に訴求する③
14週 ビジネスモデルの構造モデル創出へ向けて④ 理論的不備を修正し、自らの創造物を確実に聴衆者に訴求する④
15週 まとめ ビジネスモデルによる価値創造
16週 期末試験 口頭発表+レジュメ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力080000080
専門的能力020000020
分野横断的能力0000000