数理意思決定論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 数理意思決定論
科目番号 0137 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 萩原 信吾

到達目標

1) 論理的な推論とは何かが説明できる。
2) 論理的な正しさについて説明できる。
3) 論理的正しさのある議論ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な推論を記号を使用して説明できる。論理的な推論とは何かが説明できる。論理的な推論とは何かが説明できない。
評価項目2論理的な正しさを、計算により確かめることが。論理的な正しさについて説明できる。論理的な正しさについて説明できない。
評価項目3議論において、論理的欠点や論理的な脆弱箇所を指摘できる。論理的正しさのある議論ができる。論理的正しさのある議論ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では論理学を通して論理的思考について学ぶ。論理学は、論理的に正しい推論などを形式化したものである。これにより、正しいとは何か、また、ものの正しいとらえ方は何かを身につける。
授業の進め方・方法:
講義を中心とし、学習内容を確認しながら進める
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認のための課題を受けることができる。追認課題の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 講義の概要について説明する。
2週 論理的思考 (1) 論理的な思考とは何か
3週 論理的思考 (2) 論理の要素とは
4週 論理的思考 (3) 論理構造を作るもの
5週 論理的思考 (4) 推論とは何かと、推論の種類
6週 論理的思考 (5) 論理的構造の形式化
7週 論理的思考 (6) 論理構造の意味と解釈
8週 論理的思考 (7) 形式的推論の手法 (1)
2ndQ
9週 論理的思考 (8) 形式的推論の手法 (2)
10週 存在と論理構造 (1) 存在のはかり方
11週 存在と論理構造 (2) すべてと任意の意味の違い
12週 存在と論理構造 (3) 量化が示す論理構造
13週 否定と人の思考 (1) 人の思考と否定の関係
14週 否定と人の思考 (2) 人が考える論理的世界のとらえ方
15週 期末試験 学習内容の確認を行う。
16週 成績評価・確認 講義のまとめと成績の確認を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力4040000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000