経営システム科学論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 経営システム科学論
科目番号 0142 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 村山 雅子

到達目標

経営科学における基礎科目となる統計学の基礎を理解する。
多変量解析の概要について学び、基礎的な解析手法を習得することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1経営科学における基礎科目となる統計学の基礎を理解し、演習問題を解くことができる。経営科学における基礎科目となる統計学の基礎を理解し、演習問題を説明を聞きながら解くことができる。経営科学における基礎科目となる統計学の基礎を理解し、演習問題を解くことができない。
評価項目2多変量解析の概要を理解し、分析手法を事例を挙げて説明できる。多変量解析の概要を理解し、分析手法を事例を挙げてやや不十分ながらも説明できる。多変量解析の概要を理解し、分析手法を事例を挙げて説明することができない。
評価項目3多変量解析の基礎的な分析手法を用いて簡単な演習問題を解くことが出来る。多変量解析の基礎的な分析手法を用いて簡単な演習問題を説明に従って解くことが出来る。多変量解析の基礎的な分析手法を用いて簡単な演習問題を解くことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
経営科学における基礎科目となる統計学の基礎を学習する。
過去の実績を時系列分析する各種の需要予測手法,在庫管理,品質管理と信頼性の基礎概念について学ぶ。
多変量解析の基礎について理解する。
授業の進め方・方法:
講義と演習
注意点:
評価が60点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者は、その評価を60点とする。評価方法および評価基準は本試験と同じとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション シラバスの内容について説明する
2週 代表値 集団の特徴を代表値でとらえる
3週 分布と標準偏差 集団の特徴を分布でとらえる
4週 基準値と偏差値 集団の中における個々のデータの位置をとらえる
5週 個体間の距離(1) ユークリッド距離の概念について説明できる。
6週 個体間の距離(2) マハラノビスの汎距離の概念について説明できる。
7週 相関分析 相関分析により2変数間の関係を調べる
8週 多変量解析 多変量解析の概念について説明できる。
4thQ
9週 重回帰分析(1) 重回帰分析の概念について説明できる。
10週 重回帰分析(2) 変数クラスター分析について説明できる。
11週 判別分析(1) 判別分析の概念について説明できる。
12週 判別分析(2) 判別分析演習
13週 主成分分析(1) 主成分分析の概念について説明できる。
14週 主成分分析(2) 主成分分析演習
15週   期末試験 これまでに学んだ内容について試験を行う
16週 成績確認 期末試験の成績確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000