応用英語

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用英語
科目番号 0009 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Steps to Academic Presentations, Eihosha
担当教員 西原 雅博

到達目標

1.文章構造をよく整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。
2.効果的なパワーポイントのスライドを英語で作成することができる。
3.実際に英語で効果的なプレゼンテーションを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英文アブストラクト、プレゼンテーション原稿の作成文章構造をよく整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。文章構造をおよそ整えたアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができる。文章構造を持ったアブストラクトやプレゼンテーション原稿を英語で作成することができない。
英語でのパワーポイント・スライドの作成効果的なパワーポイントのスライドを英語で作成することができる。パワーポイントのスライドを英語で作成することができる。パワーポイントのスライドを英語で作成することができない。
英語での効果的なプレゼンテーションの実行実際に英語で効果的なプレゼンテーションを行うことができる。実際に英語でプレゼンテーションを行うことができる。実際に英語でプレゼンテーションを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 この授業では、自らの特別研究の内容について、英語でプレゼンテーションを行うための一連の準備の内容、方法を体験学習することを目的としています。専攻科の学生に求められる英語でのプレゼンテーションの準備を1年生のうちに一度体験しておくことは、のちに自立的に行うための貴重な能力や知識を与えるものと思われます。
授業の進め方・方法:
 授業は、学生の主体的な活動や演習が主となります。英語で自らの特別研究というアカデミックな内容について文章構造を整えた、まとまった分量の英文を書くという作業は大変なことですので、失敗を怖がらず思い切って挑戦してほしいと思います。
 授業では、毎回ある特定のテーマに即した活動を行います(「授業計画」を参照)。そして、その清書を翌週の授業で提出してもらいます(英文)。提出物の数はおよそ13回です。
 授業の評価は、これら13回の提出物に基いて行います。
注意点:
 パワーポイントのスライドや提出物(清書)の作成にはノートパソコンが必須です。したがって、授業にはノートパソコンを持参してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1: 自己紹介、学術的関心、追究したいこと 自己紹介、学術的関心、追究したいこと等を英語で説明できる。
2週 Unit 2: 主題、理由、期待される学習 自分の研究に関して、その主題、理由、期待される学習について英語で説明できる。
3週 Unit 3: アブストラクトの執筆 内容を揃えた英文アブストラクトを書くことができる。
4週 Unit 4: プレゼンテーション原稿(1) 原稿のイントロダクションを書くことができる。
5週 Unit 5: プレゼンテーション原稿(2) 原稿のボディーを書くことができる。
6週 Unit 6: プレゼンテーション原稿(3) 原稿の結論部分を書くことができる。
7週 Unit 7: チャンキング 原稿を記憶するためのチャンキングを行い、これに基いて原稿内容を話すことができる。
8週 Unit 8: パワーポイントのスライド(1) 効果的なスライドとはどのようなものかを理解して、スライドを英語で作成することができる。
2ndQ
9週 Unit 8: パワーポイントのスライド(2) 効果的なスライドとはどのようなものかを理解して、スライドを英語で作成することができる。
10週 Unit 9: 発表(発音、文章表現) 原稿の中の言いにくい英語の発音を練習し、かつ、話し言葉の英語らしい表現に改めることができる。
11週 Unit 10: 質疑応答(1) 事実や理解を確認するような基礎的な質問を考え、また答えることができる。
12週 Unit 11: 質疑応答(2) 他の情報との関連性(類似点、相違点、原因、結果等)を探るような応用的な質問を考え、また答えることができる。
13週 Unit 12: 質疑応答(3) 研究成果の価値判断や意見を問うたり、解決策を提案させるといった応用的な質問を考え、また答えることができる。
14週 プレゼンテーションの視聴と質疑応答 お互いのプレゼンテーションを見合って、質疑応答をすることができる。
15週 期末評価 提出物に基いた評価を行う。
16週 提出物の返却と学びの振り返り 提出物の返却を通じて学習したことを振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合010030600100
基礎的能力0001010020
専門的能力01001030050
分野横断的能力0001020030