到達目標
本校が所有する工業系、商船系の教育資源のうち、国際ビジネスに関わる社会科学系人材にとって有益な工学的思考および技術の運用について理解を深めることを目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 技術経営の基本について理解が正しくできている。 | 技術経営の基本について理解ができている。 | 技術経営の基本について理解ができていない。 |
評価項目2 | ものつくりの基本的流れについて正しく理解できている。 | ものつくりの基本的流れについて理解できている。 | ものつくりの基本的流れについて理解できていない。 |
評価項目3 | ものつくりの現場作業の実務(正しい計測・データ処理)が正しく遂行できる。 | ものつくりの現場作業の実務(正しい計測・データ処理)が遂行できる。 | ものつくりの現場作業の実務(正しい計測・データ処理)が遂行できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
グローバル社会において、いかにしてローカルな競争優位を成すかを多面的に考えていくことを目的としている。それは、我々が社会生活を営む「経済地域」の視角から、国際化に対峙する日本人が意識すべき、グローバル ー ローカルの関連性を認識・理解することにもつながっているものである。
授業の進め方・方法:
本講義においては、事前に提示する課題を学生がこなし報告することで理解度を高める。この課題は翌週の講義とリンクしており、一種の反転教育的に、理解を深化させる構成で実施する予定である。また、現代社会の動向を抑えておくことが必要なため、新聞や経済雑誌などの情報に随時、触れておいてほしい。
注意点:
上述の課題に基づく学生側からの報告が講義の基盤となるので、必ず準備して臨むこと。その意味では極めてハードな講義となるのだが、身につく力量は深化される。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本講義の意義と全体概要。
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2週 |
企業経営の基本的視点と技術経営の背景と概念 |
MOTが理解できる1。
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3週 |
経営と技術環境の不確実性 |
MOTが理解できる2。
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4週 |
イノベーションの基本的概念と知識創造 |
MOTが理解できる3。
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5週 |
研究開発のマネジメントと市場化のマネジメント |
MOTが理解できる4。
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6週 |
ものづくりの基本的流れ |
ものづくりが理解できる1。
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7週 |
製造技術(船舶や航空機などを例に) |
ものづくりが理解できる2。
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8週 |
生産管理(生産のサイクル、品質とコスト) |
ものづくりが理解できる3。
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2ndQ |
9週 |
ものづくりの国際化 |
ものづくりが理解できる4。
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10週 |
ものづくり実習 |
ものづくりが理解できる5。
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11週 |
計測実習(正しい計測、データ処理) |
試作品の作成ができる1。
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12週 |
品質管理手法 |
試作品の作成ができる2。
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13週 |
考察とレポート作成 |
試作品の作成ができる3。
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14週 |
試作品報告会の準備 |
試作品の作成ができる4。
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15週 |
試作品報告会 |
プレゼンテーション。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |