科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 地理
科目番号 15350 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 『新詳地理B』帝国書院,『新詳高等地図』帝国書院  教材等: 『図説地理資料 世界の諸地域NOW 2018』帝国書院
担当教員 井田 克征,鶴田 星子

到達目標

1. 地形環境と人間生活の関連を理解して,説明できる。
2. 世界各地域の資源・エネルギー問題について理解して,説明できる。
3. 気候環境と地形,職制,産業の関わりを理解して,説明できる。
4. 工業地域の立地条件と社会環境の関わりを理解して,説明できる。
5. 様々な宗教問題,民族問題について理解して,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地形環境と人間生活の関連を正しく理解して,説明できる。地形環境と人間生活の関連を理解して,説明できる。地形環境と人間生活の関連を説明できない。
評価項目2世界各地域の資源・エネルギー問題について正しく理解して,説明できる。世界各地域の資源・エネルギー問題について理解して,説明できる。世界各地域の資源・エネルギー問題について説明できない。
評価項目3気候環境と地形,職制,産業の関わりを正しく理解して,説明できる。気候環境と地形,職制,産業の関わりを理解して,説明できる。気候環境と地形,職制,産業の関わりを説明できない。
評価項目4工業地域の立地条件と社会環境の関わりを正しく理解して,説明できる。工業地域の立地条件と社会環境の関わりを理解して,説明できる。工業地域の立地条件と社会環境の関わりを説明できない。
評価項目5様々な宗教問題,民族問題について正しく理解して,説明できる。様々な宗教問題,民族問題について理解して,説明できる。様々な宗教問題,民族問題について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界各地の自然,産業,社会を学ぶことによって,技術者として必要な基礎学力と専門的知識を身につける。そして世界の文化の多様性や,現代的な問題について考察することで,幅広い視点から自らの立場を理解し,社会や環境に配慮できるようになる。
授業の進め方・方法:
事前事後学習など:長期休暇中などに適宜課題を出す。
関連科目:歴史Ⅰ,現代社会,倫理
注意点:
単に地名やことばを覚えるのではなく,地図帳や資料集を眺め,またインターネットを活用するなどして,頭の中にそれらの土地や現象のイメージを描けるように努めること。
(評価方法)
中間試験,期末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),課題提出(20%)で成績を算出する。
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション/世界の気候 温帯および熱帯の気候について説明できる
2週 アメリカ1:その歴史と様々な民族 アメリカの歴史と民族について説明できる
3週 アメリカ2:農業と工業 アメリカの農業と工業について説明できる
4週 東アジア1:中国の農業と食文化 中国の農業と食文化について説明できる
5週 東アジア2:中国の工業化と経済発展 中国の工業化と経済発展について説明できる
6週 東アジア3:中国の民族問題/韓国の文化 中国の民族問題/韓国の文化について説明できる
7週 オーストラリア:多民族国家社会・日本との関わり オーストラリアの多民族国家社会・日本との関わりについて説明できる
8週 復習
2ndQ
9週 東南アジア:農業・工業および近年の経済発展 東南アジアの農業・工業および近年の経済発展について説明できる
10週 南アジア:インド社会の特質と工業の発展 インド社会の特質と工業の発展について説明できる
11週 西アジア1:イスラーム社会 西アジアのイスラーム社会について説明できる
12週 西アジア2:石油産業と民族問題 西アジアの石油産業と民族問題について説明できる
13週 ヨーロッパ1:EUの発展 EUの発展について説明できる
14週 ヨーロッパ2:工業と農業/変わりゆくEU 工業と農業/変わりゆくEUについて説明できる
15週 復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。2
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000