概要:
本講義では自然と人間との関係を、交通問題、野生生物との軋轢、災害といった具体的事例を題材に、自然と人間との関係に関する基本的知 識を習得するとともに、問題解決に向けた多様なアプローチが存在することを理解することにより、科学的・客観的合理性だけでは解決困難 な諸課題に向き合うための基礎的能力を身につける。
授業の進め方・方法:
事前事後学習など:到達度目標の達成度を確認するため、適宜、演習課題を出す。
関連科目:倫理,現代社会,歴史,地理,法と社会秩序
注意点:
注意事項と学習上の助言:
指定した課題については事前に読んで内容を理解した上で授業に臨むこと。
小レポート等提出物については、仕様、提出期限などをしっかりと守ること(特に提出期限は厳守)。
講義時間中の入退出、携帯電話等の使用、私語は厳しく対応する。
評価方法・評価基準:
授業への参加及び意欲(グループディスカッション等)(10%) レポート・小テスト(20%) 中間試験(30%) 期末試験(40%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 4 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 4 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 4 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |