保健体育II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 保健体育II
科目番号 15530 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験・実習・実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アクティブスポーツ総合版(大修館書店)  その他、図書館に多数の関連書籍がある。
担当教員 川原 繁樹,山嶋 大雅

到達目標

【サッカー】
1.基本技術の大切さを理解し説明できる。
2.正確なボールコントロールができる。
3.ルールを理解しゲームができる。
【水 泳】
4.効率的な泳法を習得し,泳ぐことができる。
5.ルールを理解し説明できる。
【保 健】
6.交通安全の意識を高め事故防止を考えることができる。
7.地球環境問題を理解し説明できる。
【体 操】
8.マット運動を通じて柔軟性を高める方法を理解できる。
9.静止倒立による逆位感覚を理解できる。
10.縄跳び運動の規定種目を跳ぶことができる。
【バスケットボール】
11.自在なボールコントロールができる。
12.正確なシュートを決めることができる。
13.ルールを理解しゲームができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2,3,4,5,8,9,10,11,12,13ルールを理解するとともに,運動の技術的,体力的および戦術的な構造を把握して運動に取り組むことができる。ルールを理解して運動に取り組むことができる。ルールを理解できず運動に取り組むことが困難である。
到達目標 項目6,7健康の保持および増進に必要な知識を身につけ,自己または他者に実践することができる。健康の保持および増進に必要な知識を身につけ,自己実践することができる。健康の保持および増進に必要な知識を身につけることが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
保健体育は技術者としてはもとより、人間としてより良い生活を実践していくための基礎学力および国際社会を多面的に捉える教養を身につける。個人の健康の保持増進に努めると共に、幅広い視点から社会性を見につけ、意欲的かつ実践的に運動課題の解決に取り組む姿勢を育成する。
授業の進め方・方法:
理解を深めるため,必要に応じてレポートや課題を課すことがある。
注意点:
前期は雨天時にバレーボールを実施する。
学校指定の服装を着用すること。体育館に入るときは必ず室内シューズに履きかえること。
障害防止等安全上の観点より、実技授業中は携帯電話の保持やアクセサリー類の着用を禁ずる。
怪我等身体的事由により規定の種目が受講できない場合,適宜レポート課題を課す。

【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末:実技試験(70%),期末筆記試験(30%)
後期末:実技試験(70%),期末筆記試験(30%)
学年末:前期評価と後期評価の平均

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,スポーツテスト(屋外種目) スポーツテスト実施上のルールに従い実践できる。
2週 スポーツテスト(屋内種目) スポーツテスト実施上のルールに従い実践できる。
3週 サッカー    対人パス,ドリブル,シュート 確実なパス、ドリブル、シュートができる。
4週 サッカー    セット練習 確実なパス、ドリブル、シュートができる。
5週 サッカー    ミニゲーム 正確なボールコントロールができる。
6週 サッカー    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
7週 サッカー    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
8週 サッカー    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
2ndQ
9週 サッカー    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
10週 サッカー    テスト 実技テスト課題を達成できる。
11週 水  泳    短距離泳 効率的な泳法を習得し、泳ぐことができる。
12週 水  泳    長距離泳 効率的な泳法を習得し、泳ぐことができる。
13週 水  泳    テスト 自己の持つ力を最大限に発揮できる。
14週 保  健    交通問題を考える 交通安全の意識を高め事故防止を考えることができる。
15週 前期復習 前期の授業内容を振り返り、理解し説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週 体  操  ガイダンス,縄跳び(短縄・ダブルダッチ・大縄) 縄跳び運動の規定種目を跳ぶことができる。
2週 体  操  縄跳び(短縄・ダブルダッチ・大縄) 縄跳び運動の規定種目を跳ぶことができる。
3週 体  操  縄跳び(短縄・ダブルダッチ・大縄),静止倒立  静止倒立による逆位感覚を理解できる。
4週 体  操  縄跳び(短縄・ダブルダッチ・大縄),マット運動(前後転等) マット運動を通じて柔軟性を高める方法を理解できる。
5週 保  健  環境問題を考える 地球環境問題を理解し説明できる。
6週 体  操  マット運動(開脚・伸膝・倒立前転等) マット運動を通じて柔軟性を高める方法を理解できる。
7週 体  操  マット運動(総合練習) マット運動を通じて柔軟性を高める方法を理解できる。
8週 体  操  マット運動(総合練習) マット運動を通じて柔軟性を高める方法を理解できる。
4thQ
9週 体  操  マット運動テスト 実技テスト課題を達成できる。
10週 バスケットボール  ボールコントロール,シュート 自在なボールコントロールや確実なシュートができる。
11週 バスケットボール  ランニングシュート,ゲーム 正確なシュートを決めることができる。
12週 バスケットボール  ゲーム ルールを理解しゲームができる。
13週 バスケットボール  ゲーム ルールを理解しゲームができる。
14週 バスケットボール  テスト 実技テスト課題を達成できる。
15週 後期復習 後期の授業内容を振り返り、理解し説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2

評価割合

実技試験筆記試験合計
総合評価割合7030100
分野横断的能力7030100