保健体育III

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 保健体育III
科目番号 15540 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実験・実習・実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アクティブスポーツ総合版 (大修館書店)  その他,図書館に多数の関連書籍がある。
担当教員 岩竹 淳,山嶋 大雅

到達目標

【ソフトボール】
1.ルールを学び,ゲームができる。
2.基本的な投球,捕球,打法の習得とともに,塁間以上の距離でキャッチボールができる。
【水  泳】
3.効率的な泳法を習得し,泳ぐことができる。
4.ルールを理解し説明できる。
【バレーボール】
5.ルールを学び,ゲームができる。
【バスケットボール】
6.ルールを学び,ゲームができる。
【保  健】
7.救急処置の有効性を理解し,処置法を実践できる。
8.現代社会の疾病の傾向を理解し,予防法を実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2,3,4,5,6ルールを理解するとともに,運動の技術的,体力的および戦術的な構造を把握して運動に取り組むことができる。ルールを理解して運動に取り組むことができる。ルールを理解できず運動に取り組むことが困難である。
到達目標 項目7,8健康の保持および増進に必要な知識を身につけ,自己または他者に実践することができる。健康の保持および増進に必要な知識を身につけ,自己実践することができる。健康の保持および増進に必要な知識を身につけることが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
保健体育は技術者としてはもとより,人間としてより良い生活を実践していくための基礎学力および国際社会を多面的に捉える教養を身につける。個人の健康の保持増進に努めると共に,幅広い視点から社会性を身につけ,意欲的かつ実践的に運動課題の解決に取り組む姿勢を育成する。
授業の進め方・方法:
理解を深めるため,必要に応じてレポートや課題を課すことがある。
注意点:
前期は雨天時にバレーボールを実施する。
学校指定の服装を着用すること。体育館に入るときは必ず室内シューズに履きかえること。
障害防止等安全上の観点より,実技授業中は携帯電話の保持やアクセサリー類の着用を禁ずる。
怪我等身体的事由により規定の種目が受講できない場合,適宜レポート課題を課す。

【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末:実技試験(70%),期末筆記試験(30%)
後期末:実技試験(70%),期末筆記試験(30%)
学年末:前期評価と後期評価の平均

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,スポーツテスト(屋外種目) スポーツテスト実施上のルールに従い実践できる。
2週 スポーツテスト(屋内種目) スポーツテスト実施上のルールに従い実践できる。
3週 ソフトボール    キャッチボール等基本練習 塁間以上の距離でキャッチボールができる。
4週 ソフトボール    守備練習 基本的な捕球と送球ができる。
5週 ソフトボール    打撃練習 基本的な打法を習得できる。
6週 ソフトボール    ルールとゲーム形式練習 ルールを学びゲームができる。
7週 ソフトボール    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
8週 ソフトボール    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
2ndQ
9週 ソフトボール    ゲーム ルールを理解しゲームができる。
10週 ソフトボール    テスト 実技テスト課題を達成できる。
11週 保  健      救急処置法を考える 救急処置の有効性を理解し、処置法を実践できる。
12週 水  泳      短距離泳 効率的な泳法を習得し、泳ぐことができる。
13週 水  泳      長距離泳 効率的な泳法を習得し、泳ぐことができる。
14週 水  泳      テスト 自己の持つ力を最大限に発揮できる。
15週 前期復習 前期の授業内容を振り返り、理解し説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週 バレーボール    パス,サーブ,レシーブ練習 確実なパス,サーブ,レシーブができる。
2週 バレーボール    セッター練習 確実なトスができる。
3週 バレーボール    スパイク,ブロック練習 確実なスパイクとブロックができる。
4週 保  健      疾病予防を考える 現代社会の疾病の傾向を理解し、予防法を実践できる。
5週 バレーボール    ゲーム ルールを理解してゲームができる。
6週 バレーボール    ゲーム ルールを理解してゲームができる。
7週 バレーボール    ゲーム ルールを理解してゲームができる。
8週 バレーボール    テスト 実技テスト課題を達成できる。
4thQ
9週 バスケットボール  パス,ドリブル練習 確実なパスとドリブルができる。
10週 バスケットボール  シュート練習 確実なシュートができる。
11週 バスケットボール  ゲーム ルールを理解してゲームができる。
12週 バスケットボール  ゲーム ルールを理解してゲームができる。
13週 バスケットボール  ゲーム ルールを理解してゲームができる。
14週 バスケットボール  テスト 実技テスト課題を達成できる。
15週 後期復習 後期の授業内容を振り返り、理解し説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
物体に作用する力を図示することができる。3
力の合成と分解をすることができる。3
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。3
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動の法則について説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。3
最大摩擦力に関する計算ができる。3
動摩擦力に関する計算ができる。3
仕事と仕事率に関する計算ができる。3
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。3
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。3
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる.3
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力のモーメントを求めることができる。3
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。3
重心に関する計算ができる。3
原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。3
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。3
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。3
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。3
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。3
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。3
気体の内部エネルギーについて説明できる。3
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。3
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。3
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。3
熱機関の熱効率に関する計算ができる。3
波動波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。3
横波と縦波の違いについて説明できる。3
波の重ね合わせの原理について説明できる。3
波の独立性について説明できる。3
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。3
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。3
ホイヘンスの原理について説明できる。3
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。3
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。3
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。3
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。3
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。3
自然光と偏光の違いについて説明できる。3
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。3
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。3
物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3
安全を確保して、実験を行うことができる。3
実験報告書を決められた形式で作成できる。3
電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3
ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。3
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3

評価割合

実技試験筆記試験合計
総合評価割合7030100
分野横断的能力7030100