到達目標
１.静的強度設計の基礎を理解し，説明できる。
２.ねじの力学を理解し，強度計算ができる。
３.リベット継手，溶接を理解し，強度計算ができる。
４.軸と回転体の強度計算ができる。
５.軸受および潤滑法を理解し，選定できる。
６.シール（ガスケットとパッキン）について理解し，説明できる。
７.インボリュート歯車の基本と標準歯車を理解し，設計できる。
８.巻掛伝動について理解し，選定できる。
９.ばねについて理解し，選定できる。
10.リンク・カムについて理解し，説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 静的強度設計の基礎を理解し，説明できる。 | 静的強度設計の基礎を理解できる。 | 静的強度設計の基礎を理解できない。 |
| 評価項目2 | ねじの力学を理解し，強度計算ができる。 | ねじの力学を理解できる。 | ねじの力学を理解できない。 |
| 評価項目3 | リベット継手，溶接を理解し，強度計算ができる。 | リベット継手，溶接を理解できる。 | リベット継手，溶接を理解できない。 |
| 評価項目4 | 軸と回転体の強度について理解し，計算ができる。 | 軸と回転体の強度について理解できる。 | 軸と回転体の強度について理解できない。 |
| 評価項目5 | 軸受および潤滑法を理解し，選定できる。 | 軸受および潤滑法を理解し，選定できる。 | 軸受および潤滑法を理解し，選定できない。 |
| 評価項目6 | シール（ガスケットとパッキン）について理解し，説明できる。 | シール（ガスケットとパッキン）について理解できる。 | シール（ガスケットとパッキン）について理解できない。 |
| 評価項目7 | インボリュート歯車の基本と標準歯車を理解し，設計できる。 | インボリュート歯車の基本と標準歯車を理解できる。 | インボリュート歯車の基本と標準歯車を理解できない。 |
| 評価項目8 | 巻掛伝動について理解し，選定できる。 | 巻掛伝動について理解できる。 | 巻掛伝動について理解できない。 |
| 評価項目9 | ばねの仕組みと種類について理解し，選定できる。 | ばねの仕組みと種類について理解できる。 | ばねの仕組みと種類について理解できない。 |
| 評価項目10 | リンク・カムの機構について理解し，説明できる。 | リンク・カムの機構について理解できる。 | リンク・カムの機構について理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
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本科学習目標 2
説明
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教育方法等
概要:
自動車や飛行機といった複雑な機械も，その運動機構から幾つかの機構に分類でき，さらにそれらを構成するねじや歯車などの部品要素に分かれる。こうした基本的な部品要素を機械要素と呼ぶ。本科目では機械の設計，製作及び使用・保守管理における，機構要素の機能や構造といった基礎知識を学び，それらの設計、利用方法等に関する専門知識の取得と課題解決方法の修得を目標とする。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】到達目標の達成度を確認するため，各課題ごとに演習課題を与える。
【関連科目】機械基礎製図，機械設計製図，機械実習，材料学，材料力学
注意点:
講義、演習には関数電卓を使うため、毎回必ず持参すること。
【評価方法・評価基準】
前後期とも中間、期末の定期試験を行う。
前期末：前期定期試験（８０％）、前期課題（２０％）で評価する。
学年末：前後期定期試験（８０％）、前後期課題（２０％）で評価する。
課題は提出状況と、課題内容を評価する。成績の評価基準として50点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
静的強度計算 |
静的強度計算について理解できる
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| 2週 |
ねじ：ねじの種類 |
ねじの種類を把握し，その特徴を理解できる
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| 3週 |
ねじ：締付け力－回転角線図 |
ねじの締付け力と回転角について理解できる
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| 4週 |
ねじ：ねじの原理と力学 |
ねじの原理と力学について理解し，計算できる
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| 5週 |
ねじ：ねじの強度設計 |
ねじの強度設計について理解し計算できる
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| 6週 |
リベット：リベット継手の種類と強度 |
リベット継手の種類と強度について理解し計算できる
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| 7週 |
溶接：溶接と継手の種類と強度 |
溶接と継手の種類と強度について理解し計算できる
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| 8週 |
軸：軸の種類と強度 |
軸の種類と強度について理解し計算できる
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| 2ndQ |
| 9週 |
軸：軸継手の種類と強度 |
軸継手の種類と強度について理解し計算できる
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| 10週 |
軸：回転体との締結要素 |
回転体との締結要素について種類と用途を理解できる
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| 11週 |
軸受：軸受の種類 |
軸受の種類について理解し計算できる
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| 12週 |
軸受：軸受の選定 |
軸受の選定ができる
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| 13週 |
軸受：すべり軸受と潤滑法 |
すべり軸受と潤滑法について，その種類と特徴を理解できる
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| 14週 |
密封装置：密封装置のはたらきと種類 |
密封装置のはたらきと種類について理解できる
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| 15週 |
前期復習 |
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
歯車：歯車の種類 |
歯車の種類を把握し，その特徴を理解できる
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| 2週 |
歯車：円筒歯車の幾何学 |
円筒歯車の幾何学について理解し計算できる
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| 3週 |
歯車：減速装置 |
減速装置について仕組みと特徴を理解できる
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| 4週 |
歯車：歯車の製作 |
歯車の製作方法とその特徴について理解できる
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| 5週 |
歯車：歯車の強度 |
歯車の強度について理解し計算できる
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| 6週 |
巻掛伝動：ベルト伝動の種類 |
ベルト伝動の種類を把握し，その特徴を理解できる
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| 7週 |
巻掛伝動：ベルト伝動の設計 |
巻掛伝動：ベルト伝動の設計について理解し，その計算ができる
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| 8週 |
巻掛伝動：チェーン伝動の種類 |
チェーン伝動の種類を把握し，その特徴を理解できる
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| 4thQ |
| 9週 |
巻掛伝動：チェーン伝動の設計 |
チェーン伝動の設計について理解し，その計算ができる
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| 10週 |
ばね：ばねの種類 |
ばねの種類を把握し，その特徴を理解できる
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| 11週 |
ばね：ばねの設計 |
ばねの設計について理解し，その計算ができる
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| 12週 |
ばね：振動と緩衝 |
ばねによる振動と緩衝の原理を理解できる
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| 13週 |
カム：カムの種類とはたらき |
カムの種類とはたらきを把握し，その特徴を理解できる
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| 14週 |
リンク：リンクの種類とはたらき |
リンクの種類とはたらきを把握し，その特徴を理解できる
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| 15週 |
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 50 |
| 専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |