機械設計製図I

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械設計製図I
科目番号 16070 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 堀 純也

到達目標

1.要素設計と材料力学の密接な関係が理解できる。
2.軸の強度設計ができる。
3.歯車の強度設計ができる。
4.歯車減速機の設計手順が理解できる。
5.仕様に対して歯車速度比を決定できる。
6.コンパクトでシンプルな設計と,見やすい図面が描ける。
7.歯車各部にかかる力を計算できる。
8.軸にかかる曲げ,ねじりモーメントを基に軸径を計算できる。
9.JIS規格品やメーカー品からの選定ができる。
10.各部品の配置を考えバランスがとれた設計ができる。
11.他人が見て分かりやすい図面を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
軸の強度設計ができる。評価項目の知識を理解し応用できる.評価項目の知識を理解できる.評価項目の知識を理解できない.
歯車の強度設計ができる。評価項目の知識を理解し応用できる評価項目の知識を理解できる.評価項目の知識を理解できない.
仕様に対して歯車速度比を決定できる。評価項目の知識を理解し応用できる評価項目の知識を理解できる.評価項目の知識を理解できない.
機械要素をJIS規格品品から選定ができる評価項目の知識を理解し応用できる評価項目の知識を理解できる.評価項目の知識を理解できない.
各部品の配置を考えバランスがとれた設計ができる。評価項目の知識を理解し応用できる評価項目の知識を理解できる.評価項目の知識を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
荷重を支持したり,動力を伝達する機器や構造物の設計を学ぶ。
基本的な機械要素の設計を中心に行い,基礎学力と専門的知識を身につける。
与えられた設計条件に対してを自ら設計し,製作図として書いて,実践的に取り組むことを目的とする。
理論と実際を結ぶ機械工学の総合演習と位置付けており,3年次ではその基礎を修得し,さらに機械製図の技術向上を目指す。
授業の進め方・方法:
設計に必要な科目を現時点で学習していないので,貪欲に知識を吸収する。
各種材料,各種要素部品等の強度,規格等を調べる努力を惜しまない。
逐次,計算書,図面の提出を求める。
注意点:
設計書と図面の提出が必須です.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 減速機の理解,仕様の確定 減速機の理解,仕様の確定ができる.
2週 速度比の設計,歯車の設計(1) 速度比の設計,歯車の設計ができる.
3週 速度比の設計,歯車の設計(2) 速度比の設計,歯車の設計ができる.
4週 軸と軸受の設計(1) 軸と軸受の設計ができる.
5週 軸と軸受の設計(2) 軸と軸受の設計ができる.
6週 全体設計と総合検討(1) バランスがとれた設計ができる。
7週 全体設計と総合検討(2) バランスがとれた設計ができる。
8週 全体設計と総合検討(3) バランスがとれた設計ができる。
4thQ
9週 減速機の設計製図(1) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
10週 減速機の設計製図(2) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
11週 減速機の設計製図(3) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
12週 減速機の設計製図(4) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
13週 減速機の設計製図(5) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
14週 減速機の設計製図(6) 減速機の設計製図を計画的に進めることができる.
15週 後期の復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000