科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 美術
科目番号 20061 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 美術書,ビデオ
担当教員 南 淳史

到達目標

1.ものの見え方見方を理解し,表現できる。
2.構図のとらえ方ができる。
3.形を正確にとらえられる。
4.明暗により平面に奥行きを表現できる。
5.石こうの質感を表現できる。
6.自由な線の表現ができる。
7.自由な発想ができる。
8.自由な発想を構成し形にできる。
9.個性的な色の表現ができる。
10.表現に適した色の塗り方(技術)ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標項目1,2,3,4,5構図と形を正確にとらえ,表現できている。 明暗により立体感,奥行きが表現できている。 ものをよく見ている。形を正確にとらえている。 影と光で立体感を表現できている。 ものをよく見ようと努力している。 構図や形が正確にとらえられていない。 ものをよく見ようとせず,表現に立体感がなく平面的になっている。
到達目標項目6,7,8,9,10自由な発想を構成し,形や色で的確に表現ができている。 線の引き方,色の塗り方がより自分の想う表現になっている。自由な発想を構成し,形や色で表現ができている。 線の引き方,色の塗り方が表現につながっている。自由な発想が形や色で表現できていない。 線の引き方,色の塗り方が表現につながっていない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
個性ある表現力を身に付けるために,自分自身の目や感覚で意欲的にものを見る方法や色彩感覚など,技術士として必要な基礎学力を養う。課題に対して感じたものを表現するために鉛筆や筆や絵具などの使い方を身に付け,ものづくり・課題の解決に,実践的・意欲的に最後まで取り組む姿勢を養う。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】自然観察,美術展などの鑑賞,映画鑑賞
【関連科目】全科目
注意点:
・なんにでも興味を示す気持ちが大切である。・作品を完成して提出すること。・個性を信じて,自信を持って表現すること。
・製作する時の集中力が大切である。・鉛筆(HB)消しゴムを持参すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
作品の提出(20%) 作品の完成度(20%) 作品の個性(20%) 興味を示す態度(20%) 受講態度および平常の学習状況(20%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 石こうデッサン 構図
ものの見え方見方
ものの見え方見方を理解し,表現できる。構図のとらえ方ができる。
2週 石こうデッサン
単純化された形の表現
形を正確にとらえられる。
3週 石こうデッサン
複雑な形の表現
形を正確にとらえられる。
4週 石こうデッサン 光と影
明暗による三次元の表現
明暗により平面に奥行きを表現できる。
5週 石こうデッサン 光と影
明暗による三次元の表現
明暗により平面に奥行きを表現できる。
6週 石こうデッサン 質感の表現 石こうの質感を表現できる。
7週 石こうデッサン
完成へのアプローチ
8週 音のドローイング 自由な線の表現ができる。
2ndQ
9週 音から触発された形 自由な発想ができる。
10週 鉛筆で濃淡によるエスキース制作 自由な発想を構成し形にできる。
11週 鉛筆で濃淡によるエスキース制作 自由な発想を構成し形にできる。
12週 色を塗る為の技術と道具の説明 表現に適した色の塗り方(技術)ができる。
13週 色と形と心の関係 個性的な色の表現ができる。
14週 色と形と心の関係 個性的な色の表現ができる。
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00008020100
基礎的能力00008020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000