英語表現I

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語表現I
科目番号 20074 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「be English Expression 1 Advanced」「be English Expression 1 Advanced Workbook」「総合英語 be 3rd Edition」「My English Portfolio Advanced」(いいずな書店)「DataBase 4500 5th Edition」(桐原書店)/「ジーニアス英和辞典」(大修館書店),「ウィズダム和英辞典」(三省堂)
担当教員 細川 真衣

到達目標

1. 学んだ文法事項を含む英文を読んで理解できる。
2. 学んだ文法事項を含む英文を聴いて理解できる。
3. 学んだ文法事項を含む表現を補って英文を完成させることができる。
4. 学んだ文法事項を含む英文を指定された語彙を用いて正しい語順で表現できる。
5. 学んだ文法事項を用いて英作文ができる。
6. 学んだ文法事項を含む英文を口頭で発表できる。
7. 学んだ文法事項を用いてコミュニケーションができる。
8. 学んだ語彙を文法に結びつけて運用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1既習の文法事項を含む英文を読んで正しく理解できる。既習の文法事項を含む英文を読んで概ね理解できる。既習の文法事項を含む英文を読んで理解できない。
評価項目2既習の文法事項を含む英文を聞いて正しく理解できる。既習の文法事項を含む英文を聞いて概ね理解できる。既習の文法事項を含む英文を聞いて理解できる。
評価項目3既習の文法事項を含む表現を補って適切な英文を完成させることができる。既習の文法事項を含む表現を補って英文をなんとか完成させることができる。既習の文法事項を含む表現を補って英文を完成させることができない。
評価項目4既習の文法事項を含む英文を指定された語彙を用いて適切な語順で表現できる。既習の文法事項を含む英文を指定された語彙を用いてなんとか語句を並べて表現することができる。既習の文法事項を含む英文を指定された語彙を用いて表現することができない。
評価項目5既習の文法事項を用いて自然な英語で英作文を完成させることができる。既習の文法事項を用いてなんとか英作文を完成させることができる。既習の文法事項を用いて英作文を完成させることができない。
評価項目6既習の文法事項を含む英文を適切な発音で口頭発表できる。既習の文法事項を含む英文をなんとか口頭で発表できる。既習の文法事項を含む英文を口頭で発表することができない。
評価項目7既習の文法事項を用いて自分の意見を意図した通りに相手に伝えることができ、相手にそれを正しく理解してもらうことができる。既習の文法事項を用いて自分の意見を相手に伝え、相手にそれを理解してもらうことが概ねできる。既習の文法事項を用いて自分の意見を相手に伝え、相手にそれを理解してもらうことができない。
評価項目8既習の語彙を既習の文法事項に応用させて適切に運用することができる。既習の語彙を既習の文法事項に応用させてなんとか運用することができる。既習の語彙を既習の文法事項に応用させて運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際社会に対応できる英語力・コミュニケーション力を養うための基礎となる文法知識を身につける。いずれも英語を運用するうえで欠かすことのできない知識であり,より発展的・専門的な内容を学ぶための土台固めとなる。同時に,母語とは異なる言語を学ぶことで新しい視点からの物の見方・考え方を知り,他文化に対する理解を深めていくことを目標とする。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方・事前事後学習】
授業で学んだ表現や単語・熟語集をもとに語彙力固めを図ること。
日常的に英語の音声にふれ,リスニング能力の向上に努めること。
長期休業中に自習課題を与える。適宜,課題を課す。
【関連科目】
基礎英語Ⅰ,基礎オーラルコミュニケーション
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。予習では教科書や参考書,配布資料を参照し,自分が理解できる箇所と理解できない箇所を把握しておく。授業では,予習で学んだことへの理解を深めるとともに不明点の解消に努める。復習では,学んだ範囲が理解できているかを確認し,知識を定着させる。
授業には辞書(紙の辞書もしくは電子辞書)を必ず持参すること。授業中は携帯電話・スマートフォン・タブレット等通信機器による辞書機能の使用は認めない。
積極的に表現し,クラスメートの発言をしっかり聴き取ることでコミュニケーション能力を身につけること。
【評価方法・評価基準】
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。 成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末成績:中間試験(40%),期末試験(40%),課題・小テスト等(20%)
後期末成績:中間試験(40%),学年末試験(40%),課題・小テスト等(20%)
学年末成績:前期末成績と後期末成績の平均
学習内容に関連する語彙や基本的な単語・熟語が身についているかを確認するため,単語・熟語集を用いた小テストを行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入,英語表現で大切なこと,名詞の性質と使い方 授業の進め方,英語表現で大切なことが分かる。名詞の性質と使い方を理解し,表現できる。
2週 動詞の性質と使い方,形容詞と副詞の使い方 動詞の性質と使い方,形容詞,副詞の使い方を理解し,表現できる。
3週 前置詞と接続詞の使い方,英語の文の種類 前置詞と接続詞の使い方,英語の文の種類を理解し,それを使って表現できる。
4週 Lesson 1: 現在形を使う 現在形の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
5週 Lesson 1: 現在形を使う 現在進行形の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
6週 Lesson 2: 過去形や未来を表す表現を使う 過去形や過去進行形の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
7週 Lesson 2: 過去形や未来を表す表現を使う 未来を表す表現の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
8週 時制まとめ 現在形,過去形,未来を表す表現の形式と機能を整理して理解できる。また表現できる。
2ndQ
9週 Lesson 3: 現在完了形を使う 現在完了形の基本的な形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
10週 Lesson 3: 現在完了形を使う 現在完了進行形の形式と機能,完了形と過去形の使い分けを理解し,表現できる。
11週 Lesson 4: 過去完了形や未来完了形を使う 過去完了形の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
12週 Lesson 4: 過去完了形や未来完了形を使う 未来完了形の形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
13週 完了形まとめ 完了形の形式と機能を整理して理解できる。また表現できる。
14週 時と状況の表し方(動詞の形),ノンバーバル・コミュニケーション 時制の一致を理解し,それを使って表現できる。ノンバーバル・コミュニケーションについて理解を深めることができる。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 5: 助動詞を使う① 助動詞can, will, shallの形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
2週 Lesson 5: 助動詞を使う① 助動詞can, willの依頼表現や助動詞wouldの形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
3週 Lesson 6: 助動詞を使う②
許可や義務を表す助動詞can, may, mustの形式と機能を理解し,それを使って表現できる。
4週 Lesson 6: 助動詞を使う② 過去への後悔や非難を表す「助動詞+have+過去分詞」を理解し,それを使って表現できる。
5週 Lesson 7: 助動詞を使う③ 可能性や推量を表す助動詞must, should, can, may, wouldの機能と形式を理解し,それを使って表現できる。
6週 Lesson 7: 助動詞を使う③ 過去のことへの推量を表す「助動詞+have+過去分詞」を理解し,それを使って表現できる。
7週 助動詞まとめ さまざまな助動詞の形式と機能を整理し理解できる。また表現できる。
8週 助動詞の意味,相手に応じたことばづかい 助動詞を使って表現できる。助動詞を使って相手に応じたことばづかいができる。
4thQ
9週 Lesson 8: 受動態を使う 受動態の基本形を理解し,それを使って表現できる。
10週 Lesson 8: 受動態を使う 受動態をつかった様々な表現について理解し,それを使って表現できる。
11週 受動態まとめ 受動態の形式と機能を整理し理解できる。また表現できる。
12週 Lesson 9: 動詞に2つの要素を続ける 文型(SVOO)の文とそのバリエーションを理解し,それを使って表現できる。
13週 Lesson 9: 動詞に2つの要素を続ける 文型(SVOC)の文とそのバリエーションを理解し,それを使って表現できる。
14週 群動詞 群動詞を使って表現できる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。1
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。1
事実をもとに論理や考察を展開できる。1
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。1
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。1
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。1
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。1

評価割合

試験課題・小テスト・実力試験合計
総合評価割合80200000100
基礎・応用能力80200000100
0000000
0000000