英語表現II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現II
科目番号 20075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 「be English Logic and Expression I Clear」「be 総合英語 4th Edition」「be English Logic and Expression I Clear Grammar Book」「be English Logic and Expression I Clear Workbook」「be English Logic and Expression II Clear」「be English Logic and Expression II Clear Workbook」(以上、いいずな書店)「DataBase 4500 完成英単語・熟語 [5th Edition]」(桐原書店)/「ジーニアス英和辞典」(大修館書店)、「ウィズダム和英辞典」(三省堂)
担当教員 細川 真衣

到達目標

1. 英語の基本的構造,語順等が理解できる。
2. 英文の意味を正しく理解できる。
3. 基本的な表現を英語に直すことができる。
4. 準動詞を正しく理解し,適切に使い分けることができる。
5. 基本的な比較表現を使いこなすことができ,慣用的比較表現の意味が理解できる。
6. 関係詞の用法を理解し,適切に使うことができる。
7. 直説法と仮定法の違いを理解し,適切に使い分けることができる。
8. 否定表現の使い方がわかる。
9. 名詞構文・無生物主語の使い方がわかる。
10.パラグラフライティングの基本を理解し、エッセイを書くことができる。
11. 与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができる。
12. 高校基本レベルの英単語を理解・使用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2, 3基礎的な文法事項や構文を理解し,活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文を理解し,おおむね活用・運用することができる。基礎的な文法事項や構文の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目4不定詞・動名詞・分詞の用法を理解し,活用・運用することができる。不定詞・動名詞・分詞の用法を理解し,おおむね活用・運用することができる。不定詞・動名詞・分詞の用法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目5比較を理解し,活用・運用することができる。比較を理解し,おおむね活用・運用することができる比較の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目6関係詞の用法を理解し,活用・運用することができる。関係詞の用法を理解し,おおむね活用・運用することができる。関係詞の用法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目7仮定法を理解し,活用・運用することができる。仮定法を理解し,おおむね活用・運用することができる。仮定法の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目8否定を理解し,活用・運用することができる。否定を理解し,おおむね活用・運用することができる。否定の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目9名詞構文・無生物主語を理解し,活用・運用することができる。名詞構文・無生物主語を理解し,おおむね活用・運用することができる。名詞構文・無生物主語の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目10パラグラフライティングの基本を理解し,活用・運用することができる。パラグラフライティングの基本を理解し,おおむね活用・運用することができる。パラグラフライティングの基本の理解および活用・運用ができない。
到達目標 項目11与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができる。与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することがおおむねできる。与えられたテーマについて、考えをまとめ発表することができない。
到達目標 項目12高校基本レベルの英単語を理解・使用することができる。高校基本レベルの英単語をおおむね理解・使用することができる。高校基本レベルの英単語を理解・使用することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
どの言語にも,聞いたり読んだりして理解するための,あるいは会話をしたり,文章表現したりするための規則=文法がある。本授業では,英語の基本的な文法を理解し,日本語との相違を意識し確認することで,発展的な英文解釈および英作文を可能にする基礎学力の確立と,幅広い視点から自らの立場を理解し社会や環境に配慮できる能力の確立を目指す。
授業の進め方・方法:
文法の解説,演習を行う。単語の小テストを随時行う。
【事前事後学習など】適宜,課題を課す。 長期休業中に自習課題を与える。
【関連科目】基礎英語II
【MCC対応】Ⅲ-B 英語,Ⅶ 汎用的技能,Ⅷ 態度・志向性(人間力),Ⅸ 総合的な学修経験と創造的な思考力
注意点:
予習・復習をしっかり行うこと。予習では教科書や参考書を参照し,自分が理解できる箇所と理解できない箇所を把握しておく。授業では,予習で学んだことへの理解を深めるとともに不明点の解消に努める。復習では,学んだ範囲が理解できているかを確認し,知識を定着させる。
授業には辞書(紙の辞書もしくは電子辞書)を必ず持参すること。
積極的に表現し,クラスメートの発言をしっかり聴き取ることで,コミュニケーション能力の向上に努めること。
TOEIC Bridge IPを11月に実施する。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
前期末成績:前期中間試験(35%),前期末試験(35%),小テスト・課題(30%)
学年末成績:後期の成績を後期中間試験(35%),学年末試験(35%),小テスト・課題(TOEIC Bridge IPを含む)(30%)で評価し,前期と後期の成績の平均を学年末の成績とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,復習 授業の進め方がわかる
1年次で習った表現を整理し,それを使って表現できる
2週 Lesson 10: Future Activities
不定詞の名詞用法
疑問詞+不定詞,不定詞の意味上の主語と否定語
将来したい活動について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
3週 Lesson 11: Staying Healthy
不定詞の形容詞用法,不定詞の副詞用法:目的
不定詞の副詞用法:原因・根拠,形容詞+不定詞
健康や運動について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
4週 Lesson 12: New Products
SVO+不定詞,使役動詞+名詞+動詞の原形
知覚動詞+名詞+動詞の原形,不定詞の進行形・受動態・完了形
新しい製品について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
5週 Lesson 13-1: Hobbies and Interests
動名詞の用法
趣味・関心について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
6週 Lesson 13-2: Hobbies and Interests
動名詞の意味上の主語と否定語,動名詞の受動態・完了形
趣味・関心について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
7週 Lesson 14: The World of Nature
分詞の限定用法,分詞形容詞
分詞の叙述用法,分詞を使う表現
自然について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
8週 まとめと復習 これまで学んだことを整理・復習して,総合的な英語力を高めることができる
2ndQ
9週 Lesson 15-1: Trouble and Accidents
SVO+分詞,知覚動詞+名詞+分詞
トラブル・事故について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
10週 Lesson 15-2: Trouble and Accidents
分詞構文,with+名詞+分詞
トラブル・事故について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
11週 Lesson 16-1: Inventions
関係代名詞:主格と目的格
発明について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
12週 Lesson 16-2: Inventions
前置詞と関係代名詞,関係代名詞:what
発明について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
13週 Lesson 17: Cities and Towns
関係副詞:whereとwhen
関係副詞:whyとhow,複合関係詞
都市・町について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
14週 Lesson 18: Living Environment
原級を使う比較,倍数や分数を使う比較
比較級を使う比較,比較対象の示し方
生活環境について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
15週 前期復習 これまで学んだことを整理・復習して,総合的な英語力を高めることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 19: Social Problems
最上級を使う比較,最上級を使う表現
原級・比較級の表現,比較の表現
社会問題について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
2週 Lesson 20-1: Making a Wish
仮定法過去,仮定法過去完了
願い事について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
3週 Lesson 20-2: Making a Wish
I wish / If only, as if
願い事について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
4週 Introduction-1, 2
「論理的に考える」ためのウォーミングアップ
論理的に出来事を伝えたり、説明することができる
5週 Introduction-3, 4
「論理的に考える」ためのウォーミングアップ
論理的に話の流れを読み取ったり、理由を述べたりすることができる
6週 Introduction-5, 6
「論理的に考える」ためのウォーミングアップ
論理的に具体例を示したり、分析することができる
7週 Lesson 7 Languages of the World
副詞
世界の言語について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
8週 まとめと復習 これまで学んだことを整理・復習して,総合的な英語力を高めることができる
4thQ
9週 Lesson 8 Imagining the Future
副詞句
未来について想像し,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる。
10週 Lesson 9 Happiness and Stress
副詞節
幸福とストレスについて,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
11週 Lesson 10 Comparing Countries
比較の表現
世界のデータを比較し,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
12週 Lesson 11 Cultural Diversity
仮定法
文化の多様性について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
13週 Lesson 12 Japanese Customs
that節
日本の文化について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
14週 Lesson 13 Population Issues
存在や変化を表す表現
人口問題について,学んだ文法事項を踏まえ,適切な表現を用いて表現できる
15週 後期復習 これまで学んだことを整理・復習して,総合的な英語力を高めることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2後5
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000