英語表現III

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語表現III
科目番号 20076 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自主教材
担当教員 マシュー フィン

到達目標

1. 基礎的な語彙を習得する。
2. 基礎的な慣用表現を覚える。
3. 基礎的な文法知識,語法を習得する。
4. 基礎的な英文読解ができる。
5. 基礎的な英文聴解ができる。
6. 基礎的な英作文ができる。
7. 基礎的な英会話ができる。
8. 異文化についての理解を深める。
9. 国際的な視点を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1, 2, 3基礎的な語彙,慣用表現,文法を使うことができる。基礎的な語彙,慣用表現,文法をおおよそ使うことができる。基礎的な語彙,慣用表現,文法を使うことができない。
到達目標 項目4, 5, 6, 7基礎的な英文読解,聴解,英作文,英会話ができる。基礎的な英文読解,聴解,英作文,英会話がおおよそできる。基礎的な英文読解,聴解,英作文,英会話ができない。
到達目標 項目8, 9異文化についての理解を深め,国際的な視点を持つことができる。おおよそ異文化についての理解を深め,国際的な視点を持つことができる。異文化について理解できず,国際的な視点を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では,語彙,集中リスニング,自己表現,構文把握力,発音の技術,速読の技術を身につけ,英語コミュニケーションの基礎学力を養うことを目標とする。また英語理解を通して,国際社会への理解を広げる。
授業の進め方・方法:
英語コミュニケーション力を養い,積極的に英語で自己表現を試みること。
【事前事後学習など】適宜,課題を課す。長期休業中に自習課題を与える。
【関連科目】総合英語,英語講読Ⅰ
注意点:
応用力養成のため多読多聴図書(図書館蔵)を活用すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
前期末試験を実施する。
前期末試験(60%),課題等(40%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Self Introduction 英語で自己紹介をすることができる。
2週 Conversation Starters 会話の組み立て方や運用に関する表現を学び, 会話をスムーズに進めることができる。
3週 Pronunciation / Listening L, R, B, V, Th, Sh, S, M, N, G/NGなどの子音をはじめ, 日本語とは異なる英語の音声について学び, 発音や聞き取りができる。
4週 Basic Reviews 1-3 日付や時間, 数, 価格などに関する基本的な表現を確認し, 発音や聞き取りができる。
5週 Invitations & Describing personalities 人を誘うときの表現を学び, その表現を用いて会話をすることができる。
6週 Hobbies & Occupations 人の外見や内面, 趣味, 職業に関する語彙を身につけ, 自分や家族を英語で紹介することができる。
7週 Metric Conversation 重さ, 大きさ, 距離, 温度などに関する表現を学び, 会話で使えるようになる。
8週 Sentence Building 英文の組み立て方について学ぶ。
2ndQ
9週 Movies, Movies, Movies 映画についての表現を学び, 自分が好きな映画の内容などについて英文で表すことができる。
10週 Common English Mistakes 第二言語習得者が間違いやすい英語表現を知る
11週 Review これまで学習した項目について振り返る
12週 How much does it cost? 英国圏での買い物をする際に必要な表現や数字について理解する
13週 Shopping 英国圏での買い物の仕方を学ぶ
14週 Small Talk さまざまな内容で日常会話ができる
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

試験課題等合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000