情報処理II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報処理II
科目番号 20112 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 大原他「かんたんC言語 (プログラミングの教科書) 」(技術評論社)
担当教員 穴田 賢二

到達目標

1. プログラムを実行するための手順を理解できる.
2. データを入力し,結果を出力するプログラムを作成できる.
3. 配列を使ったプログラムを作成できる.
4. 関数を定義したプログラムを作成できる.
5. 数値計算処理の仕組みがわかる.
6. 数値計算処理を行うためのプログラムを作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1プログラムを実行するための手順を何も見ずに行うことができるプログラムを実行するための手順を指導書を見ながら行うことができるプログラムを実行することができない
到達目標 項目2キーボードからデータを入力し,処理を加えた上で結果を出力することができるプログラムで処理を加えた上で結果を出力することができるプログラムで処理を加えた上で結果を出力することができない
到達目標 項目3配列を用いたプログラムにより工学問題を解くことができる配列を用いたプログラムを書くことができる配列を用いたプログラムを書くことができない
到達目標 項目4関数を定義したプログラムにより工学的問題を解くことができる関数を用いたプログラムを書くことができる関数を用いたプログラムを書くことができない
到達目標 項目5,6数値計算処理の仕組みを理解した上でプログラムを作成することができる数値計算処理のプログラムを作成することができる数値計算処理のプログラムを作成することができない

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械技術者にとって,情報処理能力は重要かつ不可欠な学問である。授業では汎用プログラミング言語であるC言語によるプログラミングを行う。また,演習を取り入れながら実践的に問題を解決する能力を養う。4年次の「数値計算法」,「機械工学実験I」や5年次の「機械工学実験II」および「卒業研究」で実際にプログラミングを応用するための基礎学力と専門的知識を修得する。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
随時,講義内容の復習のための課題を与える。
【関連科目】
コンピュータリテラシー,情報処理I
注意点:
プログラミング言語の基本であるC言語の学習をパソコンを用いて行う.
プログラムをただ作成実行するだけではなく,プログラミング中に出てくる関数や変数の意味を理解すること.
【評価方法・評価基準】
中間試験,期末試験を行い,それぞれ以下のように成績評価を行う.
中間試験(35%)、期末試験(35%)、課題(30%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 数学関数 三角関数や対数関数を用いたプログラムを作成することができる
2週 配列(1)1次元配列-1 1次元配列を用いたプログラムを作成することができる
3週 配列(2)1次元配列-2 1次元配列を用いたプログラムを作成することができる
4週 配列(3)2次元配列-1 2次元配列を用いたプログラムを作成することができる
5週 配列(4)2次元配列-2 2次元配列を用いたプログラムを作成することができる
6週 配列(5)並べ替え 配列内の変数を並べ替えることができる
7週 配列(6)配列の利用 配列を利用したプログラムにより工学問題を解くことができる
8週 関数(1)作成と呼び出し 関数の作成方法を理解することができる
2ndQ
9週 関数(2)関数の利用-1 関数を利用したプログラムを作成することができる
10週 関数(2)関数の利用-2 関数を利用したプログラムを利用することができる
11週 ファイルの入出力(1) ファイルの入出力ができる
12週 ファイルの入出力(2) ファイルの入出力ができる
13週 数値解析(1) 簡単な数値解析のプログラムを作成する
14週 判断,分岐 (5) 判断,分岐の利用 条件分岐を用いて複雑な問題を解くことができる
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000