電気数学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電気数学
科目番号 16310 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「電気電子数学入門」(森北出版)/ 「新編 高専の数学1」(森北出版)
担当教員 上町 俊幸

到達目標

1.整式の四則演算,展開,因数分解ができる。
2.分数や平方根の演算ができる。
3.三角関数を理解し,その計算ができる。
4.複素数計算や極座標計算を理解し,その四則演算ができる。
5.複素数と極座標の変換ができる。
6.行列と行列式の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2整式の展開,因数分解,分数の計算ができる。整式の展開,因数分解,分数の基本的な計算ができる。整式の展開,因数分解,分数の計算が困難である。
到達目標 項目3三角関数を理解し,計算ができる。三角関数を理解し,基本的な計算ができる。三角関数の計算が困難である。
到達目標 項目4,5複素数,極座標を理解し,その計算や相互変換ができる。複素数,極座標を理解し,基本的な計算ができる。複素数,極座標の計算が困難である。
到達目標 項目6行列を理解し,計算ができる。行列を理解し,基本的な計算ができる。行列の計算が困難である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
次年度以降に学ぶ専門科目と数学との関連を交えて,電気工学の技術者として必要な数学の基礎学力および専門的知識を身につけるとともに,専門科目に関連した演習問題を通して課題解決に必要な学力を身につける。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】講義内容の復習のため,随時,課題を与える。
【関連科目】基礎数学A,基礎数学B,電気工学基礎
注意点:
・数多くの演習問題に取り組み,確実に計算法を身につけることが重要である。
【評価方法・評価基準】
中間試験,学年末試験を実施する。
中間試験(40%),期末試験(40%),課題・小テスト(20%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 式の計算(1) 式の展開,因数分解ができる。
2週 式の計算(2) 分数,指数関数の計算ができる。
3週 三角関数(1) 三角関数を理解し,三角関数の値を計算ができる。
4週 三角関数(2) 三角関数の基本公式を理解できる。
5週 三角関数の性質 三角関数の基本公式を利用して計算ができる。
6週 三角関数のグラフ(1) 三角関数のグラフが描ける。
7週 三角関数のグラフ(2)【in situ実験】 三角関数のグラフに基づいて計算ができる。
8週 加法定理と三角関数の応用 加法定理を理解し,計算ができる。
4thQ
9週 逆三角関数 逆三角関数を理解し,計算ができる。
10週 複素数 複素数を理解し,計算ができる。
11週 複素数の演算 複素数を含む様々な計算ができる。
12週 極座標 極座標を理解し,計算ができる。
13週 極座標の演算 極座標と複素数の変換ができる。
14週 行列 行列を理解し,計算ができる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000