電気電子工学基礎実験II

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電気電子工学基礎実験II
科目番号 16630 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 河合 康典,東 亮一,瀬戸 悟

到達目標

1.演算増幅器の基礎が理解できる。
2.各種センサーの使い方が理解できる。
3.簡単な制御プログラムが作成できる。
4.マイコンの各種I/Oの利用法が理解できる。
5.ディジタルICを用いた回路を設計できる。
6.ディジタルICを用いた回路を基板上に実装できる。
7.演算増幅器の応用回路が理解できる。
8.トランジスタを用いた応用回路が理解できる。
9.マイコンを用いた入出力制御プログラムが作成できる。
10.基本的な機械工作技術を使うことができる。
11.単相変圧器の特性,等価回路が理解できる。
12.直流直巻発電機の特性が理解できる。
13.放射線の測定を行い,その基礎を基礎を理解できる。
14.シーケンス制御が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
アナログ・ディジタル回路について設計・制作ができるアナログ・ディジタル回路について設計・制作ができる簡単なアナログ・ディジタル回路について設計・制作ができるアナログ・ディジタル回路について設計・制作ができない
機械工作ができる機械工作ができる簡単な機械工作ができる機械工作ができない
放射線についての測定・説明ができる放射線についての測定・説明ができる放射線についての簡単な測定・説明ができる放射線についての測定・説明ができない

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
講義で学んだ専門的知識,あるいはこれから学ぶ予定の理論をチームによる共同実験により確認又は体験し,より実際的な電気工学の技術ならびに課題解決のための実践力,協調性を習得することを目標とする。
さらに理論と実験結果を報告書にまとめる作業から,考察力と論理的な表現力および創造性を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
・公欠,病欠等で実験を欠席した場合は補充実験を受けなければならない。
・安全な服装と身なりで実験に臨み,感電やモータへの巻き込みには十分注意する。
・実験順序はグループ分けされた班により異なり,半期で終了する。
注意点:
・実験日の朝に予習を担当者に提出する。
・レポートの提出期限は各実験題目の終了後,原則一週間以内とする。期限は厳守すること。
・内容の不十分なレポートは返却され,一週間以内に再度提出しなければならない。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として50点以上を合格とする。
各レポートは次の内訳で100点満点で評価し,各課題に割振時間の重み付けした値を平均した結果を半期の成績とする。
・予習・実験状況(実験の取り組み方,実験ノート,器具の扱い,協調性など) 40点
・レポート(文字,図,表などの書き方,実験結果の整理と検討,提出期限など)60点
・提出期限から1週間以上遅れて提出されたレポートは,評価の対象としない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験説明(前半) 実験の注意事項について説明ができる
2週 ディジタル回路の設計1 ディジタル回路が設計できる
3週 ディジタル回路の設計2 ディジタル回路が設計できる
4週 ディジタル回路の設計3 ディジタル回路が設計できる
5週 ディジタル回路の設計4 ディジタル回路が設計できる
6週 ディジタル回路の設計5 ディジタル回路が設計できる
7週 ディジタル回路の設計6 ディジタル回路が設計できる
8週 実験説明(後半) 実験の注意事項について説明ができる
2ndQ
9週 各種センサーの取り扱い1 各種センサーの取り扱いができる
10週 各種センサーの取り扱い2 各種センサーの取り扱いができる
11週 演算増幅器1 演算増幅器について説明できる
12週 演算増幅器2 演算増幅器について説明できる
13週 コンピュータによる制御1 コンピュータによる制御ができる
14週 コンピュータによる制御2 コンピュータによる制御ができる
15週 実験のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 実験説明(前半) 実験の注意事項について説明ができる
2週 マイコンを利用したロボットの製作1 マイコンを利用したロボットの製作ができる
3週 マイコンを利用したロボットの製作2 マイコンを利用したロボットの製作ができる
4週 マイコンを利用したロボットの製作3 マイコンを利用したロボットの製作ができる
5週 マイコンを利用したロボットの製作4 マイコンを利用したロボットの製作ができる
6週 マイコンを利用したロボットの製作5 マイコンを利用したロボットの製作ができる
7週 マイコンを利用したロボットの製作6 マイコンを利用したロボットの製作ができる
8週 実験説明(後半) 実験の注意事項について説明ができる
4thQ
9週 機械実習 機械実習ができる
10週 単相変圧器 単相変圧器について説明できる
11週 直流直巻発電機 直流直巻発電機について説明できる
12週 放射線の測定 放射線の測定について説明できる
13週 シーケンス制御1 シーケンス制御について説明できる
14週 シーケンス制御2 シーケンス制御について説明できる
15週 実験のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00006040100
基礎的能力0000000
専門的能力00006040100
分野横断的能力0000000