創造工学実験

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 創造工学実験
科目番号 16650 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 石川高専電気工学科編 「電気電子工学実験Ⅰ指導書」
担当教員 田中 文章,深見 哲男,森田 義則,山田 悟,河合 康典

到達目標

(プレゼンテーション)
1.課題テーマの背景・目的を説明できる。
2.独自のアイデアを大事に発表できる。
3.成果を簡潔にまとめ発表できる。
(レポート)
4.計画的に研究を進め,まとめることができる。
5.成果を論文としてまとめることができる。
(成果物)
6.プロジェクトを完遂できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2,3目的に合った(独自性や創意工夫した点がわかりやすい)プレゼンができる。時間やルールなどの規定を守り、プレゼンができるプレゼンの時間やルールなどの規定が守られていない。または、プレゼンの準備ができていない。
到達目標 項目4,5レポート作成の書式に従い、目的に合った(独自性や創意工夫した点がわかりやすい)レポートが提出されるレポート作成の書式に従ったレポートが提出できる書式などが守られていない。または提出されない
到達目標 項目6独創性の高い作品が完成する公開に耐えうる(オープンキャンパスまでに壊れない)作品が完成する作品が未完成である

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる
創造工学プログラム A2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
問題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)は,基礎知識を修得した学生が得た知識を知恵に変えるために重要である。これをものづくりをとおして行うことは,創造に喜びを感じ,学生の更なる自立的進展につながるであろう。そして,これらを産業界から重要なチームプロジェクト型学習(PBL:Project-Based Learning)により行えば,学生は,協調性・責任感はもちろんのこと,一人では行えないものづくりに大きな達成感を得るであろう。これらの経験をとおして,工学技術者にとって不可欠なデザイン・発表能力を育成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
グループを作り、それぞれのグループで、「作成するもの決定」、「スケジュールの作成」、「スケジュールに沿った製作」を行う。なお、途中に進捗の報告を求めることがある。
【事前事後学習など】
・レポートの提出期限を厳守すること。
・レポートは内容不十分で返却されることがある。この時,一週間以内に再提出すること。
【関連科目】電気回路,電気磁気学,電子回路,電気電子計測,電気機器
注意点:
・独自のアイデアを大事に発表などを行うこと。
・グループとしての統率力・協調性も,レポート点として評価される。
・レポートの提出期限を厳守すること。
・レポートは内容不十分で返却されることがある。この時,一週間以内に再提出すること。
【評価方法・評価基準】
以下の割合で評価し、その合計を最終成績とする。
成績の評価基準として最終成績の60点以上を合格とする。
プレゼンテーション 50点,レポート点 50点
プレゼンテーションとレポートの評価には,成果物の評価も含む。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実験説明:PBL実験について PBL実験の目的について理解する
2週 課題配属決定 課題配属を決める
3週 テーマの決定 テーマを決める
4週 サブテーマの決定 サブテーマを決める
5週 テーマ内での進め方と主担当決定 進め方と担当を決める
6週 システム設計 システム設計を行う
7週 システム内設計1 個別の設計を行う
8週 システム内設計2, プロジェクト検討会議 設計を元にプロジェクトの進め方を決める
4thQ
9週 中間プレゼンテーション 中間報告を行う
10週 システム製作と調整1 システムを製作する
11週 システム製作と調整2, プロジェクト検討会議 システムを製作し、プロジェクトの進行度合いを検討する
12週 各システムの結合 作成したシステムを組み合わせる
13週 システムの最終完成 組み合わせたシステムの微調整を行い完成させる
14週 PBL実験レポート(論文)提出とプレゼンテーション準備 報告書とプレゼン資料の製作をする
15週 プレゼンテーション 発表を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合040010050100
基礎的能力0000000
専門的能力040010050100
分野横断的能力0000000