創造工学実験

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 創造工学実験
科目番号 16650 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習・実技 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 石川高専電気工学科編 「電気電子工学実験Ⅰ指導書」
担当教員 河合 康典,田中 文章,上町 俊幸,山田 悟

到達目標

(プレゼンテーション)
1.課題テーマの背景・目的を説明できる。
2.独自のアイデアや工夫した点を発表できる。
3.成果を簡潔にまとめ発表できる。
(レポート)
4.課題解決の手法や計画をまとめることができる。
5.成果をまとめ,成果物や実験結果について考察ができる。
(成果物)
6.プロジェクトを完遂できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2,3目的に合った(独自性や創意工夫した点がわかりやすい)プレゼンができる。時間やルールなどの規定を守り、プレゼンができる。プレゼンの時間やルールなどの規定が守られていない。または、プレゼンの準備ができていない。
到達目標 項目4,5レポート作成の書式に従い、目的に合った(独自性や創意工夫した点がわかりやすい)レポートが提出される。レポート作成の書式に従ったレポートが提出できる。書式などが守られていない。または提出されない。
到達目標 項目6独創性の高い作品が完成する。公開に耐えうる(オープンキャンパスまでに壊れない)作品が完成する。作品が未完成である。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる
創造工学プログラム A2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
問題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)により工学的な課題の解決に取り組むとともに,これまでに習得した専門知識を実践的に活かす体験をする。
また,チームプロジェクト型学習を通して,計画性,協調性,コミュニケーション能力などを養う。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方など】グループごとに「製作物の決定」,「スケジュールの作成」,「製作・評価」,「プレゼンテーション」を行う。なお,途中に進捗の報告を求めることがある。
【事前事後学習など】期限内に作品,レポートが完成するよう進めること。
【関連科目】電気回路,電気磁気学,電子回路,電気電子計測,電気機器
注意点:
・独自のアイデアを大事に発表などを行うこと。
・グループとしての統率力・協調性も,レポート点として評価される。
・レポートの提出期限を厳守すること。
・レポートは内容不十分で返却されることがある。この時,一週間以内に再提出すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
プレゼンテーション,レポート,成果物を以下の割合で評価する。
成果物・プレゼンテーション(50%),レポート(50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実験説明:PBL実験について PBL実験の目的,進め方について理解する
2週 課題配属決定,プロジェクト検討会議 課題解決への論理的な思考方法を理解する
3週 テーマの決定,スケジュールの作成 工程等の計画ができる
4週 システム設計1 システムの設計に取り組むことができる
5週 システム設計2 構成要素の設計に取り組むことができる
6週 中間プレゼンテーション 適切な手法でプレゼンテーションができる
7週 システム製作と調整1 構成要素の製作に取り組むことができる
8週 システム製作と調整2 構成要素の製作に取り組むことができる
4thQ
9週 システム製作と調整3 システムの製作に取り組むことができる
10週 システム製作と調整4 システムの製作に取り組むことができる
11週 システム製作と調整5 システムの製作に取り組むことができる
12週 システムの最終完成,プレゼンテーションの準備 システムの製作,評価に取り組むことができる
13週 プレゼンテーション 適切な手法でプレゼンテーションができる
14週 レポートの作成・提出 レポートの記載方法に沿ってレポートを作成し,成果物についての考察ができる
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000