第2外国語I(中国語)

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 第2外国語I(中国語)
科目番号 16700 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書: オリンピックへようこそ 会話編 (徐送迎)朝日出版社
担当教員 関 泉子

到達目標

1.ピンイン(表音ローマ字)を見て正確に発音ができる。
2.簡体字の書き方を習得する。
3.基礎的な語彙を習得する。
4.基礎的な文法・語法を習得する。
5.基礎的な書き取りができる。
6.基礎的な中国語会話ができる。
7.基礎的な読解ができる。
8.基礎的な作文ができる。
9.国際的な視点を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1,2,3,4,5中国語の発音・表記・語法・文法・語彙を習得し、自在に活用できる。中国語の発音・表記・語法・文法・語彙に関する基礎を理解し、初歩的な活用が出来る。中国語の発音・表記・語法・文法・語彙についての理解が不足し、うまく活用できない。
評価項目2 到達目標6,7,8中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の思想を深く理解した上で、正確な文法と語彙を用いて高度かつ的確な応答・表現が出来る。中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の意図を理解した上で、的確な応答・表現が出来る。中国語の会話・読解・作文において、相手や文章の意図の把握が不十分であり、文法・語彙の知識も不足し、的確な応答・表現が出来ない。
評価項目3 到達目標9中国語学習を通じ、中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢について深く理解し、国際人として的確な判断と対応が出来る。中国語学習を通じ、中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢の基礎を理解している。中国及びこれをめぐる歴史と社会情勢についての理解が不足している。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では、「聞く・話す・読む・書く」という語学の4技能を総合的に習得することを大きな目標とするが、その中でも特に「話す力」に重点を置きます。正しい発音、基礎的な語彙と文法知識を学び、反復練習することによって、中国語のコミュニケーション能力を養成する。また、中国語を学ぶことで中国の社会や文化に対する理解を深め、幅広い視点から自らの立場を理解し、社会や環境に配慮して国際社会を多面的に考える力を養う。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・課題により行う。
[事前事後学習など]平常時の予習,復習が大切である。予習をするときに自分が理解できる箇所とできない箇所を把握しておいてから授業に臨むと効果的に学習することができる。 復習するときには学んだ内容が理解できているかを確認し,知識を定着させる。分からない箇所は放置せず,質問をするなどして必ず解決してから前に進むことが重要である。適宜宿題を課す。
注意点:
[評価基準・方法]成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
前期末:前期中間試験50%, 前期末試験50%
学年末:前期成績50%,後期成績(後期中間試験50%、学年末試験50%)50%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・声調・単母音・子音 声調・単母音・子音について理解し、活用できる。
2週 複合母音・鼻母音・発音上の規則 複合母音・鼻母音・発音上の規則について理解し、活用できる。
3週 人称代名詞・判断詞の「是」 人称代名詞と「AはBである」を覚えて、簡単な自己紹介ができるようになる。
4週 疑問形・中国語の語順の基本 疑問形並びに基本語順を把握し、トレーニングで達成度を高める。
5週 名詞述語文・動詞の「有」 年齢、家族構成を表現できるようになる。
6週 疑問視疑問文・助数詞 相手の職業を尋ねたり、自分の職業を答えたりできるようになる。
人数を表現できるようになる。
7週 形容詞述語文・語気助詞「了」 形容表現を覚えて、「忙しいです」「良いです」などが言える。
8週 試験解説・助詞「的」と時刻 前期中間試験の結果を受け、自分の問題点について理解し、改善できる。
時刻の言い方を覚えて、一日の生活パターンを表現する。
2ndQ
9週 助動詞「想」・連動文 「したいこと」を表現できるようになる。動作を二つ以上連続させる。
10週 経験表現・場所を表す代名詞 過去の経験「~したことがある」が言える。「ここ、あそこ、どこ」を覚えて活用する。
11週 指示代名詞・所在の「在」 指示代名詞「これ、それ、どれ」を覚える。
「AがBにある/いる」が表現できる。
12週 禁止・前置詞「給」 「~しないで」を言える。「誰かのために」何かをする、という表現を覚える。
13週 前置詞「在」・助動詞「会」 「ある場所で」何かをする、が言える。スポーツや音楽、料理など、できることとできないことを表現できる。
14週 動詞の重ね形・語気助詞 「ちょっと~する」が言える。相手を勧誘したり、推測する助動詞を学ぶ。
15週 前期復習 前期の学習事項について深く理解し、自由に活用できる。
16週
後期
3rdQ
1週 前期復習 前期の学習事項が活用できる。
2週 助動詞「要」・結果補語 しなければならないことを、表現できる。ある動作「食べる」とその結果「終わる」を組み合わせて「食べ終わる」という結果補語表現を理解し、活用できる。
3週 比較文・前置詞「離」 比較表現を理解する。二点間の隔たりを表現する。
4週 時量補語・持続の「着」 ある動作をどのくらいの量行うのか、行ったのかを表現する。
ある状態が続いていることを表す。「着る → 着ている」等。
5週 様態保護 ある動作の程度を表現する。完了・実現の「了」を理解し、活用する。
6週 「的」構文・可能補語 ある動作が実現可能かどうかを表す。
7週 助動詞「能」・「少し・ちょっと」 能力や条件によって、できることとできないことを表現する。
望ましくない「ちょっと」と、単に量が少しの「ちょっと」を使い分ける。
8週 試験解説・「是―的」構文・主述述語文 後期中間試験の結果を受け、自分の問題点について理解し、改善できる。
「是―的」構文を理解し、「誰がどのように」その動作を行ったのかを表現できる。「象は鼻が長い」構文を理解する。
4thQ
9週 二重目的語・助動詞「可以」 許可する表現を学ぶ。目的語を二つ持つことのできる動詞を使って、表現する。
10週 選択疑問文・前置詞「~と」 AかBかを選択する。動作の向かう相手や、ともに行動する人を表現できる。
11週 動量補語・反復疑問文 動作の回数を表現できる。肯定、否定の形での疑問文の作り方を学び、活用できる。
12週 副詞「在」・単純方向補語 進行形を覚えて活用する。動作の向かう方向を表現できる。
13週 「把」構文・副詞「又・再」 目的語を移動させて、処置を強調する構文を学ぶ。二つの「また」の違いを理解する。
14週 発音の総復習 発音の総復習。
15週 後期復習 後期の学習内容について深く理解し、自由に活用できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000