電波法規

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電波法規
科目番号 16800 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「電波法大綱」安達啓一著(財)情報通信振興会 発行
担当教員 中橋 義宏

到達目標

1.電波について簡単に説明できる。
2.電波と公共の福祉について説明できる。
3.電波法について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1無線通信としての電波を十分説明できる。無線通信としての電波を説明できる。無線通信としての電波を説明できない。
達成目標2無線通信として電波と公共の福祉について十分説明できる。無線通信として電波と公共の福祉について説明できる。無線通信として電波と公共の福祉について説明できない。
評価項目3電波法について十分説明できる。電波法について説明できる。電波法について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム C3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電波は全世界一体となった有限の共通財産であり,社会や環境に配慮しなければならない。そこで,これを有効に活用するには,法規制が不可欠となっている。この授業をとおして,無線通信に関する法の知識とその役割を身につけ,電気通信の実状と今後の動向を概観する。同時に,無線従事者資格などの取得のための基礎的な知識も身につける。
授業の進め方・方法:
身近にある電波利用システムに関心をもつこと。
【関連科目】電気回路,情報ネットワーク工学,基礎電波工学
【参考図書】電波法令集(教育用),電波法概説 森北出版株式会社発行
注意点:
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
1.後期中間試験,学年末試験を実施する。
2.後期中間試験50%,学年末試験50%により評価を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電波と電波利用及び電波利用の歴史と法規制 電波と公共の福祉について説明できる。
2週 電気通信法令の概要 電波と公共の福祉について説明できる。
3週 電波法 総則 電波法について説明できる。
4週 電波法 免許(1) 電波法について説明できる。
5週 電波法 免許(2) 電波法について説明できる。
6週 電波法 無線従事者 (1) 電波法について説明できる。
7週 電波法 無線従事者 (2)  無線局の運用 (1) 電波法について説明できる。
8週 答案返却, 電波法 無線局の運用 (2) 電波法について説明できる。
4thQ
9週 電波法 無線設備 (電波の型式) 電波について簡単に説明できる。
10週 電波法 無線設備 (電波の質) 電波について簡単に説明できる。
11週 電波法 無線設備 (空中線電力) 電波について簡単に説明できる。
12週 電波法 無線設備 (一般的条件,付帯条件) 電波について簡単に説明できる。
13週 電波法 無線設備 (監督等) 電波について簡単に説明できる。
14週 演習 電波について簡単に説明できる。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力500000050
分野横断的能力500000050