概要:
【授業の目標】
数学的な考え方は科学の理解に不可欠といわれている。専門科目の理解に必要な広範囲の内容を扱い、技術者として必要な基礎学力を養う。また、数学を用いた課題解決の方法を学び、証明等を通じて論理的な表現力を養う。
【キーワード】
2次関数,指数,対数,三角比,三角関数,加法定理
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
到達目標の達成度を確認するために,適宜,課題等を課す。
【関連科目】
基礎数学A,解析学I,代数・幾何I
【MCC対応】
I 数学,Ⅶ 汎用的技能,Ⅸ 総合的な学修経験と創造的思考力
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
定期試験前の学習はもちろん,日常の予習復習も非常に大切である。疑問点などがあれば質問をして解決しておく。
定期試験などを受験するときは,内容を十分に理解しておく。課題などは必ず提出する。
受講中は講義に集中する。スマートフォンなどの電源を切る。他の学生に迷惑を掛けないようにする。
【専門科目との関連】
電気工学科専門科目全般
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として50点以上を合格とする。前期中間試験,前期末試験,後期中間試験,学年末試験を実施する。
学年末成績:前期中間試験(17.5%),前期末試験(17.5%),後期中間試験(17.5%),学年末試験(17.5%),小テスト,課題,受講態度や学習への取り組み状況の総合的評価(30%)
前期末成績:前期中間試験(35%),前期末試験(35%),,小テスト,課題,受講態度や学習への取り組み状況の総合的評価(30%)
*定期試験,小テストなどで不正行為があれば大きく減点する。
*講義に集中しなかった場合や他の学生に迷惑を掛けた場合にも減点することがある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 二次関数の性質及びグラフを理解し、最大値や最小値を求めることができる。 | 3 | |
分数関数や無理関数の性質及びグラフを理解し、分数関数や無理関数を含む不等式に応用できる。 | 3 | |
与えられた関数の逆関数を求め、その性質を説明できる。 | 3 | |
累乗根や指数法則を利用した計算ができる。 | 3 | |
指数関数の性質及びグラフを理解し、指数関数を含む方程式・不等式を解くことができる。 | 3 | |
対数の性質を理解し、対数の計算ができる。 | 3 | |
対数関数の性質及びグラフを理解し、対数関数を含む方程式・不等式を解くことができる。 | 3 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 3 | |
鋭角の三角比及び一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | |
三角関数の性質及びグラフを理解し、三角関数を含む方程式・不等式を解くことができる。 | 3 | |
加法定理を利用できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 思考力 | 思考力 | 複合的な事象や出来事を分析できる。 | 3 | |
情報や主張を批判的に検証できる。 | 3 | |
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。 | 3 | |
課題発見力・問題解決力 | 課題発見力・問題解決力 | 直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。 | 3 | |
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。 | 3 | |
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。 | 3 | |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 専門分野以外の多様なものの捉え方や視点の重要性を認識し、受け入れることができる。 | 3 | |
多角的な視点から事象を分析し、対応すべき問題を定義できる。 | 3 | |
様々な知識を統合的に活用しながら、あらかじめ答えが与えられていない問題に対する解決方法を考えることができる。 | 3 | |
エンジニアリングデザイン能力 | エンジニアリングデザイン能力 | クライアントやユーザの要求や実装すべき機能などを把握し、工学的な要件として把握できる。 | 3 | |
種々の制約条件の下で、複数の解決方法について検討し、工学的視点から判断した最適解を提示できる。 | 3 | |
工学的問題解決方法を実現するためのプロセスを具体的に考え、進捗を把握しながら、実践できる。 | 3 | |