到達目標
1.JKフリップフロップの動作を理解できる
2.クーロンの法則を使い,力,磁界を計算できる。
3.電流による磁界を計算できる。
4.磁界中の電流に働く力を計算できる。
5.電磁誘導を計算できる。
6.クーロンの法則を使い,電界,電位を計算できる。
7.コンデンサの静電容量,回路が計算できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | JKフリップフロップの動作を理解し,具体例にあわせて説明できる。 | JKフリップフロップの動作を理解し,説明できる。 | JKフリップフロップの動作を理解し,説明できない。 |
到達目標
項目2-5 | 基礎電磁気的に磁界を説明・計算できる | 基礎電磁気的に磁界を説明できる | 基礎電磁気的に磁界を説明できない
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到達目標
項目6,7 | 基礎電磁気的に静電界を説明・計算できる | 基礎電磁気的に静電界の知識を説明できる | 基礎電磁気的に静電界の知識を説明できない |
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学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
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本科学習目標 2
説明
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教育方法等
概要:
電気系技術者にとって電磁気学およびデジタル回路は基本となる学問である。本科目では,基礎的な電磁気およびデジタル回路の解析手法を学び,基礎学力と専門知識を養う。電磁気については,電磁現象の理解するための法則ならびに基礎的な解析法を習得し,課題の解決に取り組む。
授業の進め方・方法:
【事後学習】理解を深めるために定期的に課題を与える。
【関連科目】電気工学基礎Ⅰ,回路基礎
【MCC 対応】Ⅴ-C-2電磁気 ,Ⅴ-C-3電子回路
注意点:
電磁気学,電子回路は電気電子工学における基礎的な学問であり、必ず理解する必要がある。
また,電気工学基礎I で利用した教科書が必要である。
【評価方法・評価基準】
前期末:小テスト(60%) レポート(40%)
学年末:小テスト(60%) レポート(40%)と前期末の成績の平均
成績の評価基準として50点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
カルノー図法(1) |
カルノー図と,論理式の関係を説明できる。
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2週 |
フリップフロップ(1) |
フリップフロップの動作について,説明できる。
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3週 |
フリップフロップ(2) |
JKフリップフロップについて,その動作を実験で確認できる。
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4週 |
フリップフロップ(3) |
JKフリップフロップについて,その動作を実験で確認できる。
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5週 |
フリップフロップ(4) |
JKフリップフロップについて,その動作を実験で確認できる。
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6週 |
論理回路演習 |
演習問題を通して,論理回路設計ができる。
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7週 |
論理回路演習 |
演習問題を通して,論理回路設計ができる。
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8週 |
磁気に関するクーロンの法則 |
クーロンの法則を使い,磁極間に働く力を計算できる。
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2ndQ |
9週 |
磁界 |
磁極による磁界を計算できる。
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10週 |
磁気誘導と磁気遮へい |
磁気誘導と磁気遮へいを説明できる。
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11週 |
磁力線,磁束と磁束密度 |
磁力線を説明でき,磁束と磁束密度を計算できる。
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12週 |
電流と磁界 |
電流による磁界を計算できる。
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13週 |
磁気回路(1) |
磁気回路を理解し計算できる。
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14週 |
磁気回路(2) |
磁気回路を理解し計算できる。
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15週 |
電流と磁気の復習 |
演習問題を通して,電流と磁気ができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
電磁力の大きさと向き |
電磁力を計算できる。
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2週 |
磁界中のコイルに働く力 |
磁界中のコイルに働く力を計算できる。
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3週 |
平行な直線状導体間に働く力 |
平行な直線状導体間に働く力を計算できる。
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4週 |
直流電動機の製作(1) |
直流電動機の製作できる。
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5週 |
直流電動機の製作(2) |
直流電動機の製作できる。
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6週 |
直流電動機の製作(3) |
直流電動機の製作できる。
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7週 |
電磁誘導と誘導起電力 |
電磁誘導を理解し,誘導起電力を計算できる。
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8週 |
自己誘導と相互誘導 |
自己誘導力と相互誘導力を計算できる。
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4thQ |
9週 |
静電気に関するクーロンの法則 |
クーロンの法則を使い,電荷間に働く力を計算できる。
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10週 |
電界 |
電荷による電界を計算できる。
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11週 |
電気力線,電束と電束密度 |
電気力線を説明でき,電束と電束密度を計算できる。
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12週 |
静電容量 |
静電容量を計算できる。
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13週 |
コンデンサの直列・並列接続(1) |
コンデンサ回路の計算ができる。
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14週 |
コンデンサの直列・並列接続(2) |
コンデンサ回路の計算ができる。
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15週 |
電流と磁気,静電気の復習 |
演習問題を通して,電流と磁気,静電気が計算できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電磁気 | 電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。 | 3 | |
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。 | 3 | |
ガウスの法則を説明でき、電界の計算に用いることができる。 | 3 | |
導体の性質を説明でき、導体表面の電荷密度や電界などを計算できる。 | 3 | |
誘電体と分極及び電束密度を説明できる。 | 3 | |
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 3 | |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 3 | |
静電エネルギーを説明できる。 | 3 | |
電流が作る磁界をビオ・サバールの法則を用いて計算できる。 | 3 | |
電流が作る磁界をアンペールの法則を用いて計算できる。 | 3 | |
磁界中の電流に作用する力を説明できる。 | 3 | |
ローレンツ力を説明できる。 | 3 | |
磁性体と磁化及び磁束密度を説明できる。 | 3 | |
磁気エネルギーを説明できる。 | 3 | |
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。 | 3 | |
電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 3 | |
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。 | 3 | |
演算増幅器の特性を説明できる。 | 3 | |
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 小テスト | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |