コンピュータリテラシー

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 コンピュータリテラシー
科目番号 20221 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 岡田 他 「情報基礎 ネットワーク社会における情報の活用と技術」(実教出版) 教材 等: 関連のプリントを配布する。
担当教員 田中 文章

到達目標

1.インターネット上のサービス(電子メール,Web)の仕組みを理解し,利用することができる。
2.情報セキュリティに関することが説明できる。
3.ワードプロセッサを利用し,文書を作成することができる。
4.表計算ソフトを利用し,データ処理を行うことができる。
5.プレゼンテーションソフトを利用することができる。
6.コンピュータの構成とその動作を説明することができる。
7.著作権の基本について説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,6コンピュータの基本を理解し、Webサービス利用でき、他の人に説明できる。コンピュータの基本を理解し、Webサービスを利用することができる。コンピュータの基本を理解できず、Webサービスを利用できない
到達目標 項目2,7情報セキュリティや著作権について説明でき、配慮した利用ができる。情報セキュリティや著作権について説明できる。情報セキュリティや著作権について説明できない。
到達目標 項目3,4オフィスソフトを利用して、体裁の良い資料の作成ができる。オフィスソフト情報セキュリティや著作権に配慮した利用ができる。を利用し簡単な資料を作成できるオフィスソフトを利用して資料の作成ができない
到達目標 項目5プレゼンテーションソフトを使って資料を作り,プレゼンテーションすることができる。プレゼンテーションソフトを使って,簡単な資料を作ることができる。プレゼンテーションソフトを使って,資料を作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ワードプロセッサ,表計算ソフト,プレゼンテーションソフトの使用法に習熟するとともに,コンピュータおよび電子メール等のインターネットサービスの仕組みや使い方を学ぶことで,技術者としての基礎学力と専門的知識を身につける。また,それらを利用したコミュニケーション能力を身に付け,併せて幅広い視点から自らの立場を理解し倫理や社会に配慮した利用方法を身に付ける。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】到達目標の達成度を確認するため,随時,演習課題を与える。
注意点:
【評価方法・評価基準】
前期末試験を実施する。
期末試験(70%)  小テスト・課題(30%)
成績の評価基準として50点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 パソコンの基本操作 学校のパソコンが利用できる。メールの受信やWebClassなどの利用ができる。
2週 情報セキュリティ 1 情報セキュリティの必要性と近年の事件や法律が理解できる
3週 情報セキュリティ 2 情報セキュリティの中ですぐに実行すべき事が理解できる
4週 情報セキュリティ 3 情報セキュリティの初歩的な専門用語と技術について理解できる
5週 情報セキュリティ 4 情報セキュリティの初歩的な専門用語と技術について理解できる
6週 IoT技術入門 1 IoT技術におけるネットワークの基本について理解できる
7週 IoT技術入門 2 IoT技術におけるソフトウェアの基本について理解できる
8週 IoT技術入門 3 IoT技術によって生成されるデータの基本について理解できる
2ndQ
9週 IoT技術入門 4 IoT技術による自動化の基本について理解できる
10週 IoT技術入門 5 IoT技術におけるセキュリティの基本について理解できる
11週 IoT技術入門 6 IoT技術の今後について理解できる
12週 基本システム操作 本校の利用可能なソフトウェアやインターネット環境などの利用ができる。
13週 Officeソフトウェアの基本 1 オフィスソフトを基本的な使い方が分かる
14週 Officeソフトウェアの基本 2 オフィスソフトを用いて資料の作成や発表などを行うことができる
15週 前期復習 前期の内容が理解できている。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。1
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。1
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。1

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000