シーケンス制御

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 シーケンス制御
科目番号 20244 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキスト(プリント配布)
担当教員 中山 一

到達目標

1.シーケンス制御の概念を理解し、説明できる。
2.シーケンス制御機器を理解し、説明できる。
3.シーケンス制御の展開接続図の内容を理解し、説明できる。
4.Y-△始動を始め電動機の制御方法を説明できる。
5.PLCの構造を理解し説明できる。
6.各種シーケンスプログラムが作成できる。
7.PLCを使って小規模システムが構築できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1シーケンス制御の概念を説明できる。シーケンス制御の概念を理解している。シーケンス制御の概念を理解していない。
到達目標 項目2シーケンス制御機器の動作原理を説明できる。シーケンス制御機器の動作原理を理解している。シーケンス制御機器の動作原理を理解していない。
到達目標 項目3シーケンス制御の展開接続図の内容を説明できる。シーケンス制御の展開接続図の内容を理解している。シーケンス制御の展開接続図の内容を理解していない。
到達目標 項目4電動機の始動制御方法の違いを説明できる。電動機の始動制御方法の違いを理解している。電動機の始動制御方法の違いを理解していない。
到達目標 項目5PLCの構造を説明できる。PLCの構造を理解している。PLCの構造を理解していない。
到達目標 項目6PLCプログラムが作成できる。PLCプログラムが読める。PLCプログラムが読めない。
到達目標 項目7PLCを使って小規模システムが構築できる。PLCを使った小規模システムが理解できる。PLCを使った小規模システムが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近年、様々な産業分野において広く用いられているシーケンス制御について、ハード(制御回路)とPLC(プログラマブルロジックコントローラ)について学ぶ。この授業では、シーケンス制御回路設計を行う為の基礎的知識並びに動作を理解し、より実践に即したノウハウを身につける。
※実務との関係
この科目は,企業においてシーケンス制御の実務に携わってきた教員が,その経験を活かし講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】目標達成および理解度の確認の為に適時に演習課題を与える。
毎回授業外学修時間に相当する分量の学習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】電気機器,自動制御,電気回路,電子回路,電気電子計測
注意点:
授業中の積極的学習のみならず、授業後の再確認と復習が重要です。
【評価方法・評価基準】
中間試験、学年末試験を実施する。
中間試験(40%)、期末試験(40%)、課題レポート(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シーケンス制御概要 シーケンス制御概要が説明できる
2週 展開接続図とシーケンス制御回路に使用される器具 展開接続図の見方・読み方とシーケンス制御回路に使用される器具が説明できる
3週 シーケンス制御の基本回路1 シーケンス制御の基本回路1が説明できる
4週 シーケンス制御の基本回路2 シーケンス制御の基本回路2が説明できる
5週 複線結線図、電動機と主回路に使用される器具 複線結線図、電動機と主回路に使用される器具が説明できる
6週 シーケンス制御回路による電動機の制御 シーケンス制御回路による電動機の制御が説明できる
7週 PLCの概要とPLCの機器構成と主な
ユニット
PLCの概要とPLCの機器構成と主な
ユニットが説明できる
8週 PLCのプログラム言語とPLCの主なデバイス PLCのプログラム言語とPLCの主なデバイスが説明できる
4thQ
9週 PLCの主なシーケンス命令 PLCの主なシーケンス命令が説明できる
10週 PLCの主な基本命令 PLCの主な基本命令が説明できる
11週 PLCの主な応用命令 PLCの主な応用命令が説明できる
12週 PLCを用いた様々な制御 PLCを用いた様々な制御が説明できる
13週 シーケンス制御の実践例1 シーケンス制御の実践例1が説明できる
14週 シーケンス制御の実践例2 シーケンス制御の実践例2が説明できる
15週 復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000