環境倫理

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境倫理
科目番号 15370 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教材等:プリント配布 参考書:鳥越皓之『環境社会学』東京大学出版、2004
担当教員 田中 純一

到達目標


1. 減災社会の基本的考え方について理解を深めるとともに、自分自身のことばで説明することができる。
2.自然と人間との共生について理解を深めるとともに、自分自身のことばで説明することができる。
3. 社会的事象について自らのことばでコメントする基礎的スキルを身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1減災社会の基本的考え方について理解を深めるとともに、自分自身のことばで正しく説明することができる。減災社会の基本的考え方について理解を深めるとともに、自分自身のことばで説明することができる。減災社会の基本的考え方について理解を深めることができず、自分自身のことばで説明することができない。
到達目標 項目2自然と人間との共生について理解を深めるとともに、自分自身のことばで正しく説明することができる。自然と人間との共生について理解を深めるとともに、自分自身のことばで説明することができる。自然と人間との共生について理解を深めることができず、自分自身のことばで説明することができない。
到達目標 項目3社会的事象について自らのことばでコメントする基礎的スキルを正しく身につける。社会的事象について自らのことばでコメントする基礎的スキルを身につける。社会的事象について自らのことばでコメントする基礎的スキルを身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C3 説明 閉じる
創造工学プログラム D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では自然と人間との関係を、交通問題、野生生物との軋轢、災害といった具体的事例を題材に、自然と人間との関係に関する基本的知 識を習得するとともに、問題解決に向けた多様なアプローチが存在することを理解することにより、科学的・客観的合理性だけでは解決困難 な諸課題に向き合うための基礎的能力を身につける。
授業の進め方・方法:
事前事後学習など:到達度目標の達成度を確認するため、適宜、演習課題を出す。
関連科目:倫理,現代社会,歴史,地理,法と社会秩序
注意点:
注意事項と学習上の助言:
指定した課題については事前に読んで内容を理解した上で授業に臨むこと。
小レポート等提出物については、仕様、提出期限などをしっかりと守ること(特に提出期限は厳守)。
講義時間内の入退出、携帯電話等の使用、私語は厳しく対応する。

評価方法・評価基準:
授業への参加及び意欲(グループディスカッション・プレゼン)(10%)小レポート及び提出物(20%) 中間試験(30%) 期末試験(40%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 環境問題とは何か 環境問題とは何か、説明できる
2週 環境問題の社会学的アプローチ①
 受益圏・受苦圏
受益圏・受苦圏について説明できる
3週 環境問題の社会学的アプローチ②
 生活環境主義
生活環境主義について説明できる
4週 人間中心主義VS人間非中心主義 人間中心主義VS人間非中心主義について説明できる
5週 世代間倫理 世代間倫理について説明できる
6週 ローカルな環境倫理 ローカルな環境倫理について説明できる
7週 野生生物との共存 野生生物との共存について説明できる
8週 海は誰のものか 海は誰のものか、説明できる
4thQ
9週 交通問題から考える安全・安心なまちの条件 交通問題から考える安全・安心なまちの条件について説明できる
10週 自然災害と私たちの暮らし① 自然災害と私たちの暮らしについて説明できる
11週 自然災害と私たちの暮らし② 自然災害と私たちの暮らしについて説明できる
12週 災害の不平等性とは 災害の不平等性とは何か、説明できる
13週 災害ボランティアとは 災害ボランティアとはどのようなものか説明できる
14週 減災社会 減災社会について説明できる
15週 総括・まとめ 総括・まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000