到達目標
1.磁場と磁場中の荷電粒子の運動を理解し説明ができる。
2.電流がつくる磁場について説明ができる。
3.アンペールの法則を理解し応用計算ができる。
4.ファラデーの電磁誘導を理解し応用計算ができる。
5.磁性について理解し説明ができる。
6.ポアソンの方程式について説明ができる。
7.マクスウェルの方程式について説明ができる。
8.電磁波の波動方程式が導ける。
9.電磁波の伝わり方について説明できる。
10.ポインティング・ベクトルについて理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目 1, 2, 3, 4, 5 | 電場と磁場の関係を理解・説明でき、その応用的な考え方が説明できる。 | 電場と磁場の関係を理解・説明でき、その基礎的な考え方が説明できる。 | 電場と磁場の関係を理解・説明できできない。 |
到達目標
項目 6, 7 | マクスウェルの方程式の応用的概念が説明できる。 | マクスウェルの方程式の基礎的概念が説明できる。 | マクスウェルの方程式の概念が説明できない。 |
到達目標
項目 8, 9, 10 | 電磁波についての応用的概念が説明できる。 | 電磁波についての基礎的概念が説明できる。 | 電磁波についての概念が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(電気電子工学)
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創造工学プログラム B2専門(電気電子工学&情報工学)
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教育方法等
概要:
電気と磁気という自然現象の基本ともいうべきものを対象とする。電子情報工学のあらゆる分野の基礎であり、電磁気学 I、II に分け2年間で履修する。この II の課程では磁場や電流がさまざまな技術問題の解決に使われていることを学び、技術者として必要な基礎学力を身に付ける。また、携帯電話を手放せないことからも分かるように、電磁波は日常生活にかかすことのできない役割を担っている。そこで、基礎的な考え方を発展させ、時間的に変動する電場や磁場について課題解決力を養う。この科目は企業で電子材料と周辺機器の開発を担当していた教員が、その経験を活かし、電磁気学の考え方等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
到達目標確認のための演習課題を与える。
【関連科目】電磁気学 I,物理,解析学,応用数学
注意点:
指示がなくても教科書の例題と問題は全て解くこと。
これまでの電磁気学,物理学と数学の復習をしっかりと行うこと。
【評価方法・評価基準】
後期集中科目のため11月試験、(12月)中間試験、1月試験、(2月)期末試験、4回の試験を同じ割合で評価して定期試験とする。
定期試験(70%)と課題演習(30%)として最終評価とする。
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
粒子に働く磁気力 |
磁場と磁気力の概念を理解し、説明できる。
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2週 |
ホール効果 |
ホール効果の概念を理解し、説明できる。
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3週 |
電流に働く磁気力 |
電流に働く磁気力の概念を理解し、説明できる。
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4週 |
アンペールの法則 |
アンペールの法則の概念を理解し、説明できる。
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5週 |
電磁誘導の法則 |
電磁誘導の法則の概念を理解し、説明できる。
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6週 |
磁場のエネルギー |
磁場のエネルギーの概念を理解し、説明できる。
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7週 |
アンペール-マクスウェルの法則 |
変位電流とアンペール-マクスウェルの法則の概念を理解し、説明できる。
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8週 |
ポアソンの方程式 |
ポアソンの方程式の概念を理解し、説明できる。
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4thQ |
9週 |
マクスウェルの方程式 |
マクスウェルの方程式の概念を理解し、説明できる。
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10週 |
微分形のマクスウェルの方程式 |
微分形のマクスウェルの方程式の応用概念を理解し、説明できる。
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11週 |
電磁場のエネルギー |
電磁場のエネルギーの概念を理解し、説明できる。
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12週 |
電磁波1 |
電磁波の応用概念を理解し、説明できる。
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13週 |
電磁波2 |
電磁波の応用概念を理解し、説明できる。
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14週 |
電磁波のエネルギー |
電磁波のエネルギーの応用概念を理解し、説明できる。
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15週 |
後期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 4 | |
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | |
ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | |
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | |
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。 | 4 | |
情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。 | 4 | |
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。 | 4 | |
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |