情報通信I

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報通信I
科目番号 17140 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 村上泰司「ネットワーク工学」(森北出版)
担当教員 長岡 健一

到達目標

1.情報通信ネットワークの概要について理解し,説明できる。
2.ディジタル通信の特徴について理解し,説明できる。
3.プロトコルとは何かについて理解し,説明できる。
4.アナログ変調の各方式について理解し,説明できる。
5.ディジタル変調の各方式について理解し,説明できる。
6.スペクトラム拡散変調について理解し,説明できる。
7.多重化について理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報通信ネットワークは古くから電話を中心として発展してきたが,近年インターネットやモバイルネットワークなど大きく進化し,現代社会では重要なインフラとなっている。このような情報通信分野の技術者として必要な基礎的学力と専門的知識を広く身につけるとともに,意欲的に課題解決できるようになることを本授業の目的とする。
授業の進め方・方法:
WebClassで配布する資料を使用し,座学で授業を進める.到達目標の達成度を確認するため,適宜課題を与える。
注意点:
平常時の予習・復習が大事です。課題のレポートは必ず提出すること。ただ事項を暗記するのではなく,それぞれの仕組みを理解し論理的に説明できるように学習してください。なお毎時間授業資料をWebClassにて配布するので,授業開始前までに各自ダウンロードしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 情報通信の歴史,概要
2週 コンピュータネットワークの概要
3週 伝送メディア
4週 ネットワークトポロジ
5週 アナログ通信とディジタル通信
6週 データ伝送とプロトコル
7週 変調方式
8週 アナログ変調(AM, FM, PM)
4thQ
9週 PCM方式
10週 ディジタル変調(ASK,FSK)
11週 ディジタル変調(PSK)
12週 スペクトラム拡散変調1(直接拡散)
13週 スペクトラム拡散変調2(スペクトラム拡散)
14週 多重化
15週 試験の解説
16週 後期復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術史技術史歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。2

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力0000000
専門的能力60400000100
分野横断的能力0000000