到達目標
1.情報通信ネットワークの概要について理解し,説明できる。
2.ディジタル通信の特徴について理解し,説明できる。
3.プロトコルとは何かについて理解し,説明できる。
4.アナログ変調の各方式について理解し,説明できる。
5.ディジタル変調の各方式について理解し,説明できる。
6.スペクトラム拡散変調について理解し,説明できる。
7.多重化について理解し,説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 情報通信ネットワークの概要について理解し,説明できるとともに,応用課題について考察できる。 | 情報通信ネットワークの概要について理解し,説明できる。 | 情報通信ネットワークの概要について理解し,説明することが困難である. |
到達目標
項目2 | ディジタル通信の特徴について理解し,説明できるとともに,応用課題について考察できる。 | ディジタル通信の特徴について理解し,説明できる。 | ディジタル通信の特徴について理解し,説明することが困難である. |
到達目標
項目3 | プロトコルとは何かについて理解し,説明できるとともに,応用課題について考察できる。 | プロトコルとは何かについて理解し,説明できる。 | プロトコルとは何かについて理解し,説明することが困難である. |
到達目標
項目4, 5, 6 | アナログ変調,ディジタル変調およびスペクトラム拡散変調について理解し,説明できるとともに,応用課題について考察できる。 | アナログ変調,ディジタル変調およびスペクトラム拡散変調について理解し,説明できる。 | アナログ変調,ディジタル変調およびスペクトラム拡散変調について理解し,説明することが困難である. |
到達目標
項目7 | 多重化について理解し,説明できるとともに,応用課題について考察できる。 | 多重化について理解し,説明できる. | 多重化について理解し,説明することが困難である. |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
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本科学習目標 2
説明
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教育方法等
概要:
情報通信ネットワークは古くから電話を中心として発展してきたが,近年インターネットやモバイルネットワークなど大きく進化し,現代社会では重要なインフラとなっている。このような情報通信分野の技術者として必要な基礎的学力と専門的知識を広く身につけるとともに,意欲的に課題解決できるようになることを本授業の目的とする。
授業の進め方・方法:
WebClassで配布する資料を使用し,座学を中心に授業を進める.
【事前事後学習】到達目標の達成度を確認するため,適宜課題を与える。
【関連科目】情報基礎,情報通信II,情報通信III
注意点:
平常時の予習・復習が大事です。課題のレポートは必ず提出すること。ただ事項を暗記するのではなく,それぞれの仕組みを理解し論理的に説明できるように学習してください。なお毎時間授業資料をWebClassにて配布するので,授業開始前までに各自ダウンロードしておくこと。
【評価方法・評価基準】中間試験,学年末試験を実施する。
成績の評価基準として50点以上を合格とする。レポート提出遅れは減点対象となるので注意すること。
学年末:中間試験(35%),期末試験(35%),レポート(30%)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
情報通信の歴史,概要 |
情報通信の歴史,概要を説明できる.
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2週 |
コンピュータネットワークの概要 |
コンピュータネットワークの概要を理解し,説明できる.
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3週 |
伝送メディア |
ツイストペアケーブル,同軸ケーブル,光ファイバーケーブルなど伝送メディアについて理解し,説明できる.
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4週 |
ネットワークトポロジ |
スター形,バス形,メッシュ形,リング形などネットワークトポロジを理解し,説明できる.
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5週 |
アナログ通信とディジタル通信 |
アナログ通信とディジタル通信について理解し,説明できる.
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6週 |
データ伝送とプロトコル |
プロトコルについて理解し,説明できる.
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7週 |
変調方式 |
変調方式とは何かを理解し,説明できる.
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8週 |
アナログ変調(AM, FM, PM) |
AM, FM, PMの各方式を理解し,説明できる.
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4thQ |
9週 |
PCM方式 |
PCM方式について理解し,CDなどの理論的容量を計算できる.
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10週 |
ディジタル変調(ASK,FSK) |
ASK,FSKを理解し,説明できる.
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11週 |
ディジタル変調(PSK) |
PSK(BPSK, QPSK,π/4 PSK)を理解し説明できる.
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12週 |
スペクトラム拡散変調1(直接拡散) |
直接拡散方式を理解し,説明できる.
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13週 |
スペクトラム拡散変調2(周波数ホッピング) |
周波数ホッピング方式を理解し,説明できる.
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14週 |
多重化 |
FDM, TDMA, CDMA, WDMなど多重化方式について理解し,説明できる.
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15週 |
試験の解説 |
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16週 |
後期復習 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術史 | 技術史 | 歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |