電子情報工学実験IV

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電子情報工学実験IV
科目番号 17220 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電子情報工学科編 「電子情報工学実験IV」(石川高専)
担当教員 松本 剛史,山田 洋士,長岡 健一,山田 健二,竹下 哲義

到達目標

1.ネットワークの仕組みを理解し説明できる。
2.負帰還増幅器について仕組みを理解し動作確認ができる。
3.電子回路シミュレーションができる。
4.磁気測定について理解し測定が行える。
5.ネットワークプログラミングができる。
6.pn接合ダイオードのしくみが理解できる。
7.数値解析の方法について理解できる。
8.CMOS回路の動作と性質について理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1,5ネットワークについて理解し実験できる基本的なネットワークについて理解し実験できる基本的なネットワークについて理解し実験できない
評価項目2,3,7電子回路について理解し実験できる基本的な電子回路について理解し実験できる基本的な電子回路について理解し実験できない
評価項目4,6,8電子部品の特性を理解し実験できる基本的な電子部品の特性を理解し実験できる基本的な電子部品の特性を理解し実験できない

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
本科学習目標 4 説明 閉じる
創造工学プログラム A2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電子情報工学の基礎知識・専門的知識をより実践的に身につけ活用できることを目的とし,各専門科目の基礎となる題目について,実験,演習を通して自分で考えて、課題を解決できる能力を養うことが目標である。また、レポート作成を通して実験結果を表現する能力を養う。
授業の進め方・方法:
実験テキストに沿って進め,負帰還,磁気測定,電子デバイス,ネットワーク,サーバ,電子回路,シミュレーション,数値解析を学ぶ。
【事前事後学習など】実験のレポート(報告書)は必ず定められた期限内に提出すること。
到達目標の達成度を確認するため,提出されたレポートに対して質問することがある。
【関連科目】電子情報工学実験I-V,電子情報工学科開講各科目
注意点:
事前の実験計画の見積もり・予習と,実験後の結果(データ)の整理が大切です。 実験前に予習結果の提出を求める場合があります。 授業で学んだ専門科目の基礎を理解している必要があります。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
・予習・実験状況(実験の取り組み方,器具の扱い,協調性など)    40%
・レポート(図表などの書き方,実験結果の整理と検討,提出期限など) 60%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ネットワーク工学実験(1) ネットワーク工学実験ができる
2週 ネットワーク工学実験(2) ネットワーク工学実験ができる
3週 ネットワーク工学実験(3) ネットワーク工学実験ができる
4週 ネットワーク工学実験(4) ネットワーク工学実験ができる
5週 ネットワーク工学実験(5) ネットワーク工学実験ができる
6週 負帰還増幅器(1) 負帰還増幅器ができる
7週 負帰還増幅器(2) 負帰還増幅器ができる
8週 負帰還増幅器(3) 負帰還増幅器ができる
2ndQ
9週 負帰還増幅器(4) 負帰還増幅器ができる
10週 電子回路シミュレーション(1) 電子回路シミュレーションができる
11週 電子回路シミュレーション(2) 電子回路シミュレーションができる
12週 電子回路シミュレーション(3) 電子回路シミュレーションができる
13週 磁気測定(1) 磁気測定ができる
14週 磁気測定(2) 磁気測定ができる
15週 レポート指導 よいレポートの内容を理解できる
16週 レポート指導 よいレポートの表現を理解し説明できる
後期
3rdQ
1週 ネットワークプログラミング(1) ネットワークプログラミングができる
2週 ネットワークプログラミング(2) ネットワークプログラミングができる
3週 ネットワークプログラミング(3) ネットワークプログラミングができる
4週 ダイオードのしくみ (1) ダイオードのしくみの実験ができる
5週 ダイオードのしくみ (2) ダイオードのしくみのしくみの実験ができる
6週 ダイオードのしくみ (3) ダイオードのしくみのしくみの実験ができる
7週 レポート指導 よいレポートの表現を説明できる
8週 数値解析入門(1) 数値解析の実験ができる
4thQ
9週 数値解析入門(2) 数値解析の実験ができる
10週 数値解析入門(3) 数値解析の実験ができる
11週 CMOS回路の設計と測定(1) CMOS回路の設計と測定ができる
12週 CMOS回路の設計と測定(2) CMOS回路の設計と測定ができる
13週 CMOS回路の設計と測定(3) CMOS回路の設計と測定ができる
14週 レポート指導 よいレポートの表現を説明できる
15週 卒業研究発表聴講 卒業研究のやり方を説明できる
16週 卒業研究発表聴講 卒業研究のやり方を説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00006040100
基礎的能力0000000
専門的能力00006040100
分野横断的能力0000000