数学応用演習

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 数学応用演習
科目番号 17260 科目区分 専門 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「大学編入のための数学問題集」(大日本図書)
担当教員 河合 秀泰

到達目標

1.微分の計算ができる。
2.積分の計算ができる。
3.テイラー展開が理解できる。
4.偏微分の計算ができる。
5.重積分の計算ができる。
6.微分方程式が解ける。
7.ベクトルの計算ができる。
8.行列・行列式の計算ができる。
9.線形変換が理解できる。
10.固有値・固有ベクトルを求めることができる。
11.ベクトル空間が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1微分の計算を応用できる。微分の計算ができる。微分の計算ができない。
到達目標 項目2積分の計算を応用できる。積分の計算ができる。積分の計算ができない。
到達目標 項目3様々な関数のテイラー展開を求めることができる。テイラー展開を求めることができる。テイラー展開を求めることができない。
到達目標 項目4偏微分の計算を応用できる。偏微分の計算ができる。偏微分の計算ができない。
到達目標 項目5重積分の計算を応用できる。重積分の計算ができる。重積分の計算ができない。
到達目標 項目6微分方程式を応用できる。微分方程式が解ける。微分方程式が解けない。
到達目標 項目7ベクトルの計算を応用できる。ベクトルの計算ができる。ベクトルの計算ができない。
到達目標 項目8行列・行列式の計算を応用できる。行列・行列式の計算ができる。行列・行列式の計算ができない。
到達目標 項目9線形変換を具体的に説明できる。線形変換が理解できる。線形変換が理解できない。
到達目標 項目10固有値・固有ベクトルを求めて,行列の対角化に応用できる。固有値・固有ベクトルを求めることができる。固有値・固有ベクトルを求めることができない。
到達目標 項目11ベクトル空間を説明できる。ベクトル空間の具体例が理解できる。ベクトル空間の具体例の理解に困難が認められる。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2・3年次に学んだ数学の科目全般に関して(ただし,解析学Ⅱと代数・幾何Ⅱを中心に),基礎学力を身に付け,さらに標準的な問題から大学編入試験レベルの問題が解けるようになることを目標とする。課題の解決に粘り強く取り組み,数学の問題を深く考えることによって,理論的解析能力を培ってほしい。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】随時,講義内容の復習テストを行う。
【関連科目】解析学Ⅰ,解析学Ⅱ,代数・幾何Ⅰ,代数・幾何Ⅱ
注意点:
基礎数学A,基礎数学B,解析学Ⅰ,解析学Ⅱ,代数・幾何Ⅰ,代数・幾何Ⅱの知識が必要である。
定期試験前の学習はもちろん,日常の学習も非常に大切である。疑問点などがあれば質問をして解決しておくこと。定期試験には十分な準備をして臨むこと。受講するときは講義に集中し,携帯電話等を使用しないこと。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
後期中間試験,学年末試験を行う。
定期試験の総合的評価(80%),課題,小テスト,受講態度や学習への取り組み方の総合的評価(20%)
*受講態度や学習への取り組み方の評価は,講義に集中しなかった場合や他の学生に迷惑を掛けた場合に減点する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 微分(1) 微分の計算ができる。
2週 微分(2) 微分の計算ができる。
3週 積分(1) 積分の計算ができる。
4週 積分(2) 積分の計算ができる。
5週 関数の展開 テイラー展開が理解できる。
6週 偏微分 偏微分の計算ができる。
7週 重積分 重積分の計算ができる。
8週 微分方程式 微分方程式が解ける。
4thQ
9週 ベクトル ベクトルの計算ができる。
10週 行列と行列式 行列・行列式の計算ができる。
11週 線形変換 線形変換が理解できる。
12週 固有値とその応用 固有値・固有ベクトルを求めることができる。
13週 ベクトル空間(1) ベクトル空間が理解できる。
14週 ベクトル空間(2) ベクトル空間が理解できる。
15週 後期復習 偏微分の計算ができる。重積分の計算ができる。微分方程式が解ける。固有値・固有ベクトルを求めることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000