第2外国語II(独語)

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 第2外国語II(独語)
科目番号 17291 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:第三書房『聴いて学ぶドイツ語』(未購入の場合はコピー使用)/教材等: 独和辞典
担当教員 田中 まり

到達目標

1.日常的な会話がスムーズにできること。
2.ドイツ語の実用的な文章の内容が理解でき,依頼や報告といった実用的な通信文が書けること。
3.ドイツ語圏の歴史や文化について、より深い理解を得ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1ドイツ滞在に必要なドイツ語会話についての知識を有し、場面に応じて活用できる。ドイツ語会話の内容を理解し、場面に応じた会話ができる。ドイツ語会話の内容が理解できず,適切な会話ができない。
評価項目2 到達目標2実用的な文章の内容が正確に理解でき、依頼や報告などの通信文が書ける。実用的な文章の内容が理解でき、定型的な通信文が書ける。ドイツ語についての知識が不十分で、文章の読解がスムーズにできない。
評価項目3 到達目標3 ドイツ語圏の社会や文化についての知識を深め、それに基づいて国際人として適切な判断・対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化について理解し、適切な対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての理解が不十分で、適切な判断・対応ができない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 3 説明 閉じる
創造工学プログラム C1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
平易なドイツ語の文章の読解を通じて初級文法を一通り学び、技術者として必要な、ビジネスレターや報道記事を理解できる程度の読解力を身につける。さらにドイツ語圏の歴史や社会について、特に環境保護意識の高さや移民労働者問題などについても学び、国際社会を多面的に考える能力を習得する。
授業の進め方・方法:
[授業の進め方]講義・演習・小テスト・課題により行う。
1.独和辞典(独英辞典でもよい)の使い方を詳しく講習します。古いものでもかまわないので必ず購入しておいてください。
2.授業時間内に文章を読む場合もあるので、授業には辞書を持ってきてください。
3.ドイツ語圏への理解を深めるために、ドイツの映画や映像を見ることがあります。注意深く見てください。
[事前事後学習など]
授業の最後に読解や作文の課題を指示した場合は、次回までに必ずやってきてください。
注意点:
「評価基準・方法」成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験、期末試験、学年末試験を実施する。  
前期末:中間試験(25%) 期末試験(25%) レポート・演習実績(50%)  
学年末:前期成績(50%) 後期成績〈中間試験25%、学年末試験25%、レポート・実習実績50%〉(50%)

テスト

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ドイツ語の辞書の使い方 辞書を使って、ドイツ語文の内容が理解できる。
2週 第八課 文法(話法の助動詞) 話法の助動詞について理解・活用できる。
3週 第八課 文法(再帰動詞) 再帰動詞について理解・活用できる。
4週 第八課 シュトルムの生家を見る シュトルムの経歴についての簡単な文を読んで内容を理解する。
5週 第八課 シュトルムの作品について シュトルムの作品についての簡単な文を読んで内容を理解する。
6週 第九課 文法(完了形・未来形) 完了形と未来形について理解・活用できる。
7週 映画によるドイツ文化理解(1) ドイツ映画を見て,描かれた社会背景を理解する。
8週 第九課 クライン家に招かれる 知人を家族に紹介する場合の表現を練習する。
2ndQ
9週 第九課 文豪ゲーテの家を見る 完了形と未来形で書かれた文を読んで内容を理解する。
10週 第十課 文法(受動態) 受動態について理解・活用できる。
11週 第十課 文法(分詞・不定詞構文) 分詞、不定詞構文について理解・活用できる。
12週 第十課 文豪ゲーテの別荘を見る 受動態で書かれた文を読んで内容を理解できる。
13週 第十課 クライン家での送別会 感謝の気持ちや今後の予定などを述べる表現を学ぶ。
14週 第十課 マーブルケーキのレシピ 不定詞表現を使った文を幾つか読んで、内容を理解する。
15週 前期復習
16週
後期
3rdQ
1週 第十一課 文法(従属接続詞) 従属接続詞で結ばれた文の内容を理解できる。
2週 第十一課 文法(関係代名詞) 関係代名詞節のある文の内容を理解できる。
3週 第十一課 ミュンヘンの観光名所 ミュンヘンの観光名所についての文を読んで内容を理解する。
4週 第十一課 電話での会話 電話での会話表現を学び、場面に応じてパターン練習する。
5週 第十二課 文法(接続法) 接続法で書かれた文の内容を理解できる。
6週 第十二課 ミュンヘンの歴史 ミュンヘンの歴史についての文を読んで内容を理解する。
7週 映画によるドイツ文化理解(2) ドイツ映画を見て、描かれた歴史的事件についての理解を深める。
8週 第十二課 出発時のあいさつ 出発の際の挨拶や再会の約束についての表現を学び,練習する。
4thQ
9週 付録 クリスマスカードの書き方 クリスマスカードの内容が理解でき,簡単な挨拶文が書ける。
10週 付録 ドイツ到着の電話 到着や遅延などを知らせる電話の表現を学び,パターン練習する。
11週 ドイツの子供用事典の記述を読む ドイツの子供用事典に書かれた日本についての記述を読む。
12週 ドイツのメルヒェンを読む 予測が難しい物語の内容を、正確に読み取る練習をする。
13週 ドイツのニュース記事を読む ニュースの簡潔な表現を学び、要旨を素早く捉える。
14週 映画によるドイツ文化理解(3) ドイツのメルヒェンの映像作品を通じて文化的な差異を理解する。
15週 後期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート・実習合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000