到達目標
1.水素原子を量子論を用いて説明できる。
2.化学結合や結晶構造の特徴を理解できる。
3.電気伝導の特徴を理解できる。
4.帯域理論の特徴を理解し,説明できる。
5.半導体と金属の接触を理解し,説明できる。
6.超伝導材料を理解し,説明できる。
7.半導体材料の特徴を理解し,説明できる。
8.誘電体材料や磁性材料の特徴を理解し,説明できる。
9.材料評価技術を理解し、説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1~4 | 基本的な電子物性について説明できる | 極めて基本的な電子物性について説明できる | 極めて基本的な電子物性について説明できない |
評価項目5~8 | 各種材料について説明できる | 基本的な各種材料について説明できる | 基本的な各種材料について説明できない |
評価項目9 | 材料評価方法について説明できる | 基本的な材料評価方法について説明できる | 基本的な材料評価方法について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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本科学習目標 3
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学)
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教育方法等
概要:
電子・情報・通信の各分野は電子デバイスの進歩によって発展をつづけており,電子材料についてよく理解することが求められる。実際の電子材料についての専門的知識を身に付け,この分野の課題解決能力を養うとともに,社会や環境に配慮した電子材料のあり方を学ぶことを目標とする
授業の進め方・方法:
教科書に沿って進め,導電材料,抵抗材料,半導体材料,誘電体材料,磁性材料,材料評価 を学ぶ。
【事前事後学習など】到達目標の達成度を確認するため,随時,演習問題を与える。
【関連科目】電子デバイス,応用物理Ⅱ
注意点:
平常時の予習・復習が大事です。 課題の演習は必ず提出すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
学年末:中間試験(40%),期末試験(40%),課題演習(20%)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
水素原子と量子論(1) |
水素原子モデルを用いて軌道のエネルギーを説明できる
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2週 |
水素原子と量子論(2) |
電子遷移を説明できる
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3週 |
水素原子と量子論(3) |
シュレディンガー方程式を説明できる
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4週 |
水素原子と量子論(4) |
波動関数について説明できる
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5週 |
固体における化学結合 |
化学結合の特徴を説明できる
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6週 |
結晶構造 |
結晶構造のその評価方法を説明できる
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7週 |
電子材料演習(1) |
電子材料に関して基本的な計算ができる
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8週 |
金属の電気伝導 |
電気伝導について説明できる
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4thQ |
9週 |
帯域理論 |
状態密度を説明できる
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10週 |
半導体と金属の接触 |
ショットキー障壁の容量を実験的に導く方法を説明できる
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11週 |
超伝導材料 |
超伝導材料の特性を説明できる
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12週 |
半導体材料 |
半導体材料の特徴を説明できる
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13週 |
誘電体材料 |
誘電体材料の基本的特徴を説明できる
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14週 |
磁性材料 |
磁性材料の基本的特徴を説明できる
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15週 |
後期復習1 |
電子材料に関する計算ができる
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16週 |
後期復習2 |
電子材料に関する説明ができる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 080 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |