シーケンス制御

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 シーケンス制御
科目番号 17360 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 佐藤一郎・著 「シーケンス制御回路」 (日本理工出版会)/小型PLC、制御機器
担当教員 北川 真佐人

到達目標

1.シーケンス制御の概念を理解し、説明できる。
2.シーケンス制御機器を理解し、説明できる。
3.シーケンス制御の展開接続図の内容を理解し、説明できる。
4.Y-△始動を始め電動機の制御方法を説明できる。
5.PLCの構造を理解し説明できる。
6.各種シーケンスプログラムが作成できる。
7.PLCを使って小規模システムが構築できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1シーケンス制御の概念を説明できる。シーケンス制御の概念を理解している。シーケンス制御の概念を理解していない。
評価項目2シーケンス制御機器の動作原理を説明できる。シーケンス制御機器の動作原理を理解している。シーケンス制御機器の動作原理を理解していない。
評価項目3シーケンス制御の展開接続図の内容を説明できる。シーケンス制御の展開接続図の内容を理解している。シーケンス制御の展開接続図の内容を理解していない。
評価項目4電動機の始動制御方法の違いを説明できる。電動機の始動制御方法の違いを理解している。電動機の始動制御方法の違いを理解していない。
評価項目5PLCの構造を説明できる。PLCの構造を理解している。PLCの構造を理解していない。
評価項目6各種シーケンスプログラムが作成できる。各種シーケンスプログラムが読める。各種シーケンスプログラムが読めない。
評価項目7PLCを使って小規模システムが構築できる。PLCを使った小規模システムが理解できる。PLCを使った小規模システムが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本科学習目標 1 説明 閉じる
本科学習目標 2 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近年、様々な産業分野において広く用いられているシーケンス制御について、ハード(制御回路)とシーケンサ(プログラマブル-ロジック-コントローラ(PLC))について学ぶ。この授業では、シーケンス制御回路設計を行う為の基礎的知識並びに動作を理解し、より実践に即したノウハウを身につける。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】目標達成および理解度の確認の為に適時に演習課題を与える。
毎回授業外学修時間に相当する分量の学習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】電気機器,自動制御,電気回路,電子回路,電気電子計測
注意点:
授業中の積極的学習のみならず、授業後の再確認と復習が重要です。
【評価方法・評価基準】
中間試験、学年末試験を実施する。
中間試験(40%)、期末試験(40%)、課題レポート(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シーケンス制御概要(産業界の動向と具体例) シーケンス制御概要(産業界の動向と具体例)が説明できる
2週 制御基本回路の器具と回路動作 制御基本回路の器具と回路動作が説明できる
3週 制御基本回路に使用される器具と使い方 制御基本回路に使用される器具と使い方が説明できる
4週 制御回路による電動機の制御方法 制御回路による電動機の制御方法が説明できる
5週 展開接続図の見方・読み方 展開接続図の見方・読み方が説明できる
6週 制御回路に用いられる各種規格 制御回路に用いられる各種規格が説明できる
7週 PLC概要(内部構造と構成) PLC概要(内部構造と構成)が説明できる
8週 PLCの使用上の注意点 PLCの使用上の注意点が説明できる
4thQ
9週 PLCに用いる展開接続図と各言語 PLCに用いる展開接続図と各言語が説明できる
10週 PLC基本命令によるプログラミング方法1 PLC基本命令によるプログラミング方法1が説明できる
11週 PLC基本命令によるプログラミング方法2 PLC基本命令によるプログラミング方法2が説明できる
12週 PLC基本命令によるプログラミング方法3 PLC基本命令によるプログラミング方法3が説明できる
13週 PLC特殊命令によるプログラミング方法1 PLC特殊命令によるプログラミング方法1が説明できる
14週 PLC特殊命令によるプログラミング方法2 PLC特殊命令によるプログラミング方法2が説明できる
15週 PLCサポートソフトウェアの操作方法 PLCサポートソフトウェアの操作方法が説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000